抗ウイルス治療
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抗ウイルス治療とは、病原性ウイルスの感染によって発症している症状を、抗ウイルス治療薬などの投与により、完治を目指す治療である。ここでいう完治とは、症状が完全に治まったことをいう。
HIVや、SARSウイルス、鳥インフルエンザウイルスなどの新規病原性ウイルスに対して、世界中の製薬メーカーは、ウイルスの感染から発症までの作用機序を解明して、抗ウイルス治療薬の開発にしのぎを削る。
なお、現在抗ウイルス薬がすでに開発されているウイルスは少なく、ヘルペスウイルス、インフルエンザウイルス、HIVの3種類である。広域抗ウイルス薬としてリバビリンがあるが、ウイルスは種ごとの差異が大きいため、対症療法がほとんどとなっているのが現状である。
[編集] 病原性ウイルス
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