持参金
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嫁入りの際に新婦が用意する金銭。
[編集] 日本の持参金
「家」の制度のもとで、豊かな新婦が貧しい新郎の家に嫁入りするときに、持参金を用意することがある。結納で受け取った金銭をそのまま持参することもある。
結納では男性側の負担が多くなるのに対し、持参金では女性側の負担だけがある。
近年では、持参金の風習は、あまり見られなくなったようだ。
[編集] 世界の持参金
日本以外でも持参金が見られることがある。たとえばインドでは、女性の側が多大な持参金の負担をする。その後、持参金を受け取った男性側が、虐待して実家に送り返す、という事件がしばしば起こる。この場合には持参金は丸ごと取られることになる。
[編集] 関連項目
- 持参金 (落語):持参金目当ての男が起こした滑稽な騒動を描く