改良型ガス冷却炉
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改良型ガス冷却炉 (Advanced Gas-cooled Reactor, AGR) は英国が独自に開発した黒鉛減速炭酸ガス冷却型炉である。核分裂反応によって生じた熱エネルギーを、高温の炭酸ガスとして取り出す原子炉のことで、商業用発電原子炉として利用されている。英国でのみ運転されているが、今後の新設計画は無い。同炉は、マグノックス炉(東海発電所の原型)の改良型であり、冷却材出口温度は約1.5倍に、出力密度は約2倍に、熱効率は約10%増など、あらゆる点での性能向上を実現し、さらに経済性も大幅に向上している。