新知郡
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新知郡(しむしるぐん/しんしるぐん)は、北海道根室支庁に所属した郡。 1875年11月に、樺太・千島交換条約によって日本領となり、千島国に置かれたのが始まり。以下の島を含む。日本領有時代は松輪島が海軍の航空基地として整備された以外は養狐と海獣保護地域とされ定住者はなく、「臘虎膃肭獣(ラッコ・オットセイ)猟獲取締法」を根拠に民間人の許可なき渡航は禁止されていたこともあって、昭和期の国勢調査によると越年者は郡全体で農水省関係者32名しかいなかった。新知郡の中心的な拠点は新知島西部の新知であった。得撫郡、新知郡、占守郡3郡は市町村制が適用されていなかった。1945年8月にソビエト連邦軍により、占領される。ただし、現在も札幌国税局管内根室税務署の管轄となっており、法制上新知郡は存続している。
当該地域の領有権に関する詳細は千島列島の項目を見よ。