新編相模国風土記稿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新編相模国風土記稿(しんぺんさがみのくにふどきこう)は江戸時代に編纂された相模国の地誌。大学頭林衡の建議に基づいて昌平坂学問所地理局が編纂に携わる。天保12年(1841年)成立、全126巻。刊本は『大日本地誌体系』に収録されている。
天保元年(1830年)に完成した『新編武蔵風土記稿』に続いて編纂され、編集方針・形式もそれに準じた形になっている。
大量の古文書や古記録を元にし、相模国に所属する郡・村の沿革・地誌を網羅した。(三浦郡池子村のみ未掲載)
相模国の郡・村史を研究する上で『皇国地誌残稿』とならぶ重要な文献である。
カテゴリ: 歴史関連のスタブ項目 | 江戸時代の文化 | 日本の歴史書 | 神奈川県の歴史