日本平
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日本平(にほんだいら)は、静岡県静岡市の清水区から駿河区にかけてにある景勝地。静岡平野の中にある丘陵地で茶畑や広葉樹林が広がる。標高308mの頂上付近からの眺望で有名で、正面に広がる富士山、伊豆半島や南アルプス、眼下に広がる静岡市街・清水港と駿河湾と雄大な景色が広がる。1980年の日本観光地百選コンクールで第1位となっている。夜景スポットとしても有名である。
山頂にいくには主に日本平パークウェイを利用する。この道路は以前は、静岡側は静岡日本平パークウェイ(静岡県道路公社)と清水側は清水日本平パークウェイ(清水市振興公社)と呼ばれる有料道路であった。
山頂付近と久能山東照宮の間には日本平ロープウェイがある。童謡「赤い靴」の女の子の母子像もある。
日本武尊の伝説が地名の由来(関連:「草薙」「焼津」「日本坂」)。
有度山(うどやま)という山としての呼称もあり、これは周辺の地名に「有度」「有東坂(うとうざか)」などで用いられているものの、現在では日本平に比べ使われる機会が少ないが古来この地には駿河国有度郡(うどのこおり)と称する郡が置かれており由緒のある地名である。 有度郡は、現在の駿河区と清水区の駿河湾岸から東海道本線のあたりまでが郡域で、安倍郡に吸収され、現在の静岡市に至っている。
静岡県内の放送局各社が個別に建設したアナログ放送用の日本平送信所と、共同で建設した日本平デジタルタワーがある。
中腹には2005年に話題になったレッサーパンダ「風太」の生まれ故郷の日本平動物園、久能山東照宮、静岡県舞台芸術公園、遊木の森や清水エスパルスの本拠地である静岡市清水日本平運動公園球技場(日本平スタジアム)がある。
[編集] 問題
夜間は夜景スポットとしても知られている反面、主に日本平パークウェイでドリフト走行することを主な目的とする走り屋が集う場所としても非常に有名である。日本平を通る道路が適度なワインディングを備えた峠道のような道路である事から、このような走り屋にとって絶好の走りスポットとなったのが主な原因とされる。
最近は取締りなどにより減少傾向にあるようだが、夜間の日本平は昼間とは全く違った顔を持っているため、注意が必要である。
[編集] 付近の名所
[編集] 交通
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