日清製菓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日清製菓株式会社(にっしんせいかかぶしきがいしゃ) (英語名: Nissin Confectionery(JAPAN) CO., LTD.)は、東京都に存在する会社。2006年にサニーデライト株式会社から名称を変更した。モンドセレクション受賞で知られる「バターココナツ」などの輸入販売を行っている。
日清食品、日清シスコ、日清オイリオグループ、日清製粉グループとの資本関係はない。
目次 |
[編集] 概要
元来バターココナツを製造販売していた日清製菓株式会社(1923年創業)は1960年代から日本国内だけでなく、東南アジアで商品を販売していた。1984年からは中国に工場を作り、生産の中心を日本から中国に移行させた。しかしバブル期に負債を抱え、2002年7月にワールドフーズへ商号の変更を行った翌月に特別清算を行なった。「バターココナツ」の商標、営業権はシンガポールのガジャトン・ガル・グループに譲渡され、中国での生産は継続された。
清算された日清製菓株式会社の役員であった渡辺和義が2002年にガジャトン・ガル・グループの子会社としてサニーデライト株式会社を設立し、日本へ商品の輸入販売を行った。2006年に商号を日清製菓株式会社に変更した。
[編集] 主な商品
- バターココナツ
- モンドセレクションで1966年から1969年の3年連続で金賞になったために国際優秀品質賞を受賞し、メダルを表記したパッケージで有名になった。日清シスコ(旧社名・シスコ)の製品「ココナッツサブレ」との混同に注意。先に発売され、以降も広く販売されているのは「ココナッツサブレ」の方である。