日豊海岸国定公園
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日豊海岸国定公園(にっぽうかいがんこくていこうえん)は九州東部、大分県と宮崎県の県境近辺の海岸線に設置された国定公園。1974年(昭和49年)2月15日指定。
日豊とは日向国と豊後国を指す(日豊本線などが著名)。北端は大分県の佐賀関、南端は日向市の美々津地区近辺に位置し、特に大分県側には複雑なリアス式海岸が発達、好漁場が多い。佐賀関の関あじ、関さばを始め、臼杵のフグ、佐伯のブリ、津久見のマグロなど名物も多い。また、海中が見事な公園として知られており、海中公園もかなり設置されている。
その一方でこれといった観光地もないため、この公園を訪れる観光客は少ない(もっとも、延岡市近郊の海岸は海水浴客なども多く、統計上の訪問客数はさほど少なくはない)。
一帯では、急斜面の土地と温暖な気候を生かした柑橘類栽培も盛ん。
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