木津卸売市場
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木津卸売市場(きづおろしうりしじょう)は、大阪市浪速区にある民営の卸売市場。通称木津市場。大阪木津卸売市場、大阪木津市場、大阪木津地方卸売市場とも。大阪木津市場株式会社が運営。
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[編集] 概要
民営の卸売市場としては、全国有数の取り扱い実績を誇る。2万4500平米の敷地青果や水産物のせり場や185件の卸売業者が入居。飲食店も入居する。
[編集] 沿革
- 1809年 難波一帯の市立ちが許可される。
- 1923年(大正12年) 中央卸売市場法が施行され閉鎖が命じられる。
- 1931年(昭和6年) 大阪中央市場配給所木津難波市場として自主運営が認められる。
- 1945年(昭和20年) 空襲をうけ、廃墟となる。
- 1950年(昭和25年) 大阪木津市場株式会社が設立され再開。
- 1973年(昭和48年) 大阪木津地方卸売市場と改称。
[編集] アクセス
[編集] 建て替え
戦後建て替えられ、増築が繰り返された建物は、近年、老朽化と機能不足が深刻な問題。そのため、一般客も受け入れる施設に2006年から3年かけて、40億円かけて、リニューアルすることになった。
スーパー銭湯などからなる総合商業施設に加え、「食の学校」や「鮮魚のソムリエ資格」の創設の構想も。