杉田敦 (美術評論家)
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杉田 敦 (すぎた あつし、男性、1957年 - )は日本の評論家・随筆家。 名古屋大学理学部物理学科卒業。素粒子物理学専攻。東京工業大学像情報研究施設に2年間在籍。
科学哲学、人工知能、美学に関する評論を行う。女子美術大学助教授。
ゲルハルト・リヒター、ジェームズ・タレル、フィッシリ&ヴァイスら、現代美術作家について考察。
またポルトガル、特にリスボンやアソーレス諸島の、文学、映像、アートなどにも詳しい。
現代美術、写真、映像を中心としたオルタナティヴ・スペース art & river bankを主宰する。
[編集] 著作
- 「メカノ」(青弓社、1991年)
- 「ノード」」(青弓社、1993年)
- 「リヒター、グールド、ベルンハルト」(みすず書房、1998年)
- 「白い街へ リスボン、路の果てるところ」(彩流社、2002年)
- 「アソーレス、孤独の群島 ポルトガルの最果てへの旅」(彩流社、2005年)