村松貞次郎
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村松 貞次郎(むらまつていじろう 1924年 - 1997年8月29日)は日本の建築史家。東京大学教授、法政大学教授、明治村館長を務めた。藤森照信は教え子。
静岡県出身、旧制八高を経て東京大学第二工学部建築学科卒業。東大生産技術研究所で研究・教育に当たった。
日本の建築生産について研究を進め、煉瓦造・鉄筋コンクリート造などの新しい技術が導入される過程を労作『日本近代建築技術史』にまとめた。また、同時代の建築に関わるルポとして、『現代建築をつくる人々 設計組織ルポ』(浜口隆一と共著)がある。伝統的な職人の技術にも注目し、『大工道具の歴史』『道具曼陀羅』などを著した。
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