栃尾城
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栃尾城(とちおじょう)は、新潟県長岡市(旧栃尾市)の中心街にある標高228mの鶴城山に点在した戦国時代の典型的な山城である。新潟県指定史跡。
[編集] 概要
創設年代は不明だが、室町時代初期~中期と伝えられる。堅城で有名で、馬蹄型の郭を構成していた。しかし戦国末期に解体されている。
本庄氏の城であり上杉謙信が幼年~青年期を過ごし、謙信の父・長尾為景が死去した後跡目争いが起こった時の初陣の地として有名。 市街地にある諏訪神社の裏手が登城口。うっそうとした森の登山道を登ると馬場・武者溜り・二ノ丸といった郭跡や竪堀の遺構などがそこかしこに残されている。山頂からは視界が開け、栃尾盆地が一望できる。 登山道がややキツめなので初心者には奨められないが、この眺望は一見に値する。