梅木良則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
梅木 良則(うめき よしのり 1975年7月12日-)は格闘技のレフェリー。千葉県出身。
目次 |
[編集] 来歴
総合格闘技団体パンクラス所属の公認レフェリーであり、パンクラス公認ジム「P'sLAB東京」のメインインストラクターを務めている。
元々は、近藤有己や渋谷修身と同期の練習生だったが、訓練中の事故で頭を打ちプロデビューを断念。その後、レフェリー、インストラクターとしての道を歩む。 レフェリーとしてはパンクラスの他にもHERO'S、DEEP、ZSTなど他団体に呼ばれてレフェリングを行うことも多く、梅木が裁いた試合は数多い。
インストラクターを務めるP'sLABからは志田幹、NUKINPO!、築城実などの選手がプロのリングで活躍している。これらの選手は2005年から所属を「パンクラスP'sLAB東京」を名乗っている。 ウェイト、体づくりにも実績を残し、体づくりについての著書も出版している。ブラジリアン柔術青帯も保持している。
また「ZST」の前座試合(ジェネシスバウトと呼ばれている)で、打撃無しのグラップリングルールの試合に出場、格闘技のドクターを務めている綱川“DOCTOR”慎一郎にヒールホールドで一本勝ちを収めている。
[編集] レフェリングにおける疑惑
2006年12月31日、「K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!」のメーンマッチである桜庭和志対秋山成勲戦を裁いた。試合中に桜庭から「(秋山の足が)滑る」との抗議があったが、レフェリーであった梅木はそれを受け入れず試合を続行させた。その後、桜庭は秋山に殴られ続けるが、梅木はレフェリーストップをせず、先にゴングが鳴ったことにより、試合を終了させた。
これらの行為についてインターネット上で一斉に非難の声が発生、梅木のブログが炎上した。 またブログの記事が一部削除されたことに対して、削除された内容などから買収されていたのではないか?という疑惑も出てきている。 その後、ブログそのものが閉鎖された。[1]
[編集] 著書
- 『格闘技ボディをつくる~パーツ別トレーニング~』池田書店、2004年 、ISBN 4262162370
[編集] 脚注
- ^ "桜庭VS秋山疑惑?試合 レフリーのブログ大炎上 (日本語)" J-Castニュース: 2007-1-5. 2007年3月16日閲覧.
[編集] 外部リンク
- パンクラス公式サイト
- 公式ブログ(閉鎖)
カテゴリ: 格闘技の関係者 | プロレスのレフェリー | 千葉県出身の人物 | 1975年生