構造化情報標準促進協会
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構造化情報標準促進協会(こうぞうかじょうほうひょうじゅんそくしんきょうかい、OASIS; Organization for the Advancement of Structured Information Standards)は、Webサービス や e-ビジネスに関する技術の標準化や開発・検討を行う標準化団体の1つ。非営利の国際コンソーシアム。
1993年にSGML Open として設立され、1998年に OASIS に改称した。BEAシステムズ、Innodata Isogen、SAP、サン・マイクロシステムズを中心に、内外の主要なコンピュータ企業、ソフトウェア企業、インターネット企業、通信機器企業が参加している。
XMLやWebサービス関連の技術を扱う同種の標準化団体としてはWorld Wide Web Consortium (W3C) がある。W3CがXML自体やXSLT、SOAPといった比較的基礎的な仕様の標準化にあたる一方、OASISではXMLを利用した応用寄りの仕様の策定を行っている。このような役割分担はおおまかなもので、必ずしも明確ではない。
[編集] 主な活動分野
- UDDI - Webサービス用の検索システム
- ドキュメント中心のアプリケーション
- OpenDocument - オフィスソフトのオープンフォーマット
- XML処理
- XRI、XDI、RELAX NG、UIML