池宮彰一郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文学 |
![]() |
ポータル |
各国の文学 記事総覧 |
出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
池宮 彰一郎(いけみや しょういちろう、本名:池上金男、1923年(大正12年)5月16日 - )は日本の脚本家、小説家。東京都生まれ。静岡県沼津市に育つ。沼津商卒。
戦前は満州にて陸軍生活を送り、戦後三村伸太郎の師事を経て、映画脚本家となる。本名で脚本を書き、『十三人の刺客』『大殺陣』で京都市民映画脚本賞を受賞。1992年、小説家としてのデビュー作『四十七人の刺客』で新田次郎文学賞を受賞。1999年、『島津奔る』が高い評価を受け柴田錬三郎賞を受けるも、後に司馬遼太郎作品との類似を指摘され、絶版。『遁げろ家康』も同様の疑惑を受け絶版・回収となった。
[編集] 受賞歴
[編集] 主要作品
- 四十七人の刺客(1992年、新潮社)
- 四十七人目の浪士(1994年、新潮社)
- 高杉晋作(1994年、講談社)
- その日の吉良上野介(1996年、新潮社)
- 島津奔る(1998年、新潮社)※絶版・回収
- 遁げろ家康(1999年、朝日新聞社)※絶版・回収
- 本能寺(2000年、毎日新聞社)
- 天下騒乱 鍵屋の辻(2000年、角川書店)
- 平家(2003年、角川書店)