清水多吉
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清水 多吉(しみず たきち, 1933年-)は、日本の哲学者。とりわけフランクフルト学派の研究を専門にしている。 立正大学文学部哲学科名誉教授。会津若松生まれ。東京大学文学部哲学科卒。
[編集] 著書
- 『ローザ・ルクセンブルク論集』(共著)
- 『ライヒ-性の抑圧と革命の論理』(共著)
- 『日本ユートピア学事始』(共著)
- 『戦争論入門-かけひきの論理勝つ科学』
- 『反体制の思想-価値転換の哲学』(編著)
- 『一九三〇年代の光と影-フランクフルト学派研究』増補
- 『哲学と宗教-菅谷正貫先生古稀記念論文集』(共著)
- 『ベンヤミンの憂鬱』
- 『中国思想研究論集-欧米思想よりの照射』(共著)
- しまね・きよし『評伝福本和夫』(編著)
- 『現代思想への道程—江川義忠先生古稀記念論文集』(共編著)
- 『ヴァーグナー家の人々—30年代バイロイトとナチズム』
- 『福本和夫の思想 研究論文集成』(共著)
- 『フランクフルト学派の今を読む』(共著)
[編集] 翻訳
- クラウゼヴィッツ『戦争論』
- マルクーゼ『ユートピアの終焉』, 『生と死の衝動』(共訳)
- ホルクハイマー『道具的理性批判2権威と家族』, 『権威主義的国家』
- フッサール, ハイデッガー, ホルクハイマー『30年代の危機と哲学』(共訳)
- ハーバーマス『社会科学の論理によせて』(共訳), 『史的唯物論の再構成』(共訳), 『討議倫理』(共訳)
- ハーバーマス他『過ぎ去ろうとしない過去-ナチズムとドイツ歴史家論争』(共訳)
[編集] 関連文献
- 『知の軌跡—20世紀を顧みる 清水多吉先生古稀記念論文集』
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