港健二郎
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港 健二郎(みなと けんじろう)は日本の映画監督。
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[編集] 経歴
小学生時代、三池炭坑で働く人々と身近に接し、三池争議の渦中で少年時代を過ごす。三池高校を経て、早稲田大学第一文学部卒業後、記録映画の製作会社で助監督となる。34歳で独立し、映像作家として 少年院の内部に迫るドキュメンタリーなどを監督。三池争議を題材にした初の長編映画「ひだるか」の脚本・監督を務め、平成17年から各地で上映会を開く。
[編集] 主な脚本・監督作品
- 記録映画「核トマフォーク」日本映画復興会議奨励賞
- 科学映画「分ける」教育映画祭優秀賞
- 産業記録映画「灼熱の砂の大地に」(日本通運)
- 広報ビデオドラマ「がんばれ!みどりママ」
- (東京消防庁)NHKハイビジョンソフト「レーチェルの思い出」
- 音楽ドキュメンタリー「労働者作曲家・荒木 栄」
- 火曜スペシャル「燃えるマニラの女たち~フィリッピン革命を支えた女性キャスター」(テレビ東京)ギャラクシー賞
- 素敵にドキュメント「警視庁婦人警官24時」(ABC)
- そこが知りたい「東京の中華料理店」(TBS)
- Time21「特別少年院」(日本テレビ)
- NHK-BS2「異次元世界へ突入するゲーム」
- テレメンタリー「ある女優の挑戦」(テレビ朝日)
- 長編劇映画「ひだるか」(現在:全国公開中)
- 長編ドキュメンタリー映画「荒木栄の歌が聞こえる」(2008年春公開予定)
[編集] 主なプロデュース作品
- 「喜びを歌う」(渋谷区)
- 「豊かな健康をめざして」(全労災)
- 「核兵器のない地球を」(日本原水協)
- 「糖尿病シーリーズ」(全5巻・演出も)
- 「産業遺産」シリーズ(演出も)
[編集] 主な長編劇映画シナリオ
- 「よみがえれ歌」第4回城戸賞準入選
- 「洋子・32歳・夏」 第5回城戸賞ベスト4
- 「歌えない日々の証に」
- 「蒼白の太陽」
- 「海鳴り」
- 「あした天使になあれ」
- 「ひだるか」
- 「ひだるか2☆踊るハゲタカ」(製作準備中)
- 「浮かぶ部屋」(製作準備中)
映画「ひだるか」公式HP: http://www.hidaruka.com
[編集] 主な役者活動、出演歴
劇団DAC(埼玉県)の団員として舞台出演多数。
など