東京放送
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東京放送のデータ | ||
英名 | Tokyo Broadcasting System,Inc. |
|
放送対象地域 | 関東広域圏 |
|
ニュース系列 | JNN | |
番組供給系列 | TBSネットワーク | |
略称 | TBS | |
愛称 | TBS TBSテレビ |
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呼出符号 | JORX-(D)TV | |
呼出名称 | TBS(デジタル)テレビジョン | |
開局日 | 1955年4月1日 | |
本社 | 〒107-8006 | 東京都 |
港区赤坂5-3-6 TBS放送センター内 |
||
演奏所 | スタジオを参照 | |
アナログ親局 | 東京 6ch | |
ガイドチャンネル | 6ch | |
リモコンキーID | 6 | |
デジタル親局 | 東京 22ch | |
主なアナログ中継局 | アナログ中継局参照 | |
主なデジタル中継局 | デジタル中継局参照 | |
公式ホームページ | 公式サイト | |
特記事項 : 2001年9月までラテ兼、サインはJOKR |
株式会社東京放送(とうきょうほうそう、Tokyo Broadcasting System, Inc.)は日本の一般放送事業者である。ただし、現在は事実上のグループ統括会社となっている。略称は商号の英訳の頭文字を採った「TBS(ティービーエス)」。
目次 |
概説
種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
略称 | TBS |
本社所在地 | 107-8006 東京都港区赤坂五丁目3番6号 |
電話番号 | 03-3746-1111(代表) |
設立 | 1951年(昭和26年)5月17日 (登記日・株式会社ラジオ東京) |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 放送法による一般放送事業(テレビの放送)及びその他放送事業 |
代表者 | 砂原 幸雄(代表取締役会長) 井上 弘(代表取締役社長) |
資本金 | 54,699,512,896円 |
売上高 | 連結:306,041百万円 単独:265,695百万円 (2006年3月期) |
従業員数 | 連結:3,046名 単独:190名 (2006年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 10.47% みずほ信託銀行(信託口) 9.83% 楽天メディア・インベストメント 8.79% |
主要子会社 | TBSラジオ&コミュニケーションズ TBSテレビ 他 |
外部リンク | www.tbs.co.jp |
放送地域
放送対象地域は関東広域圏であるが、放送区域は難視聴対策により沖縄県の大東諸島も含まれる。また、アナログ放送は山梨県・福島県・静岡県でも受信可能。(デジタル放送では現状受信不可)
呼出符号(コールサイン)、呼出名称、チャンネル
- 呼出符号(コールサイン)
- 地上アナログテレビジョン放送 JORX-TV(2001年9月30日まではJOKR-TV)
- 地上デジタルテレビジョン放送 JORX-DTV
- アナログ波音声多重放送 JORX-TAM(2001年9月30日まではJOKR-TAM)
- アナログ波文字多重放送 JORX-TCM(2001年9月30日まではJOKR-TCM)
- アナログ波データ多重放送 JORX-TDM(2001年9月30日まではJOKR-TDM)
- 呼出名称は(コールネーム)
- 地上アナログテレビジョン放送 TBSテレビジョン(2001年9月30日までは東京放送)
- 地上デジタルテレビジョン放送 TBSデジタルテレビジョン
- チャンネル
- 地上アナログテレビジョン放送 送信所:東京タワー 第6チャンネル(映像出力50kw、音声出力12.5kw)
- 地上デジタルテレビジョン放送 送信所:東京タワー リモコンキーIDは6、物理チャンネル22チャンネル(出力10kw)
アナログ放送の主な中継局
(カッコ内の数字はアナアナ変換以前の周波数)
- 東京都
- 茨城県
- 水戸、(ひたちなか) 40ch(垂直偏波)
- 鹿嶋 37ch
- 日立 56ch
- 高萩 55ch
- 栃木県
- 宇都宮 55ch(←23chだった)
- 日光(鬼怒川) 56ch
- 矢板 42ch
- 群馬県
- 前橋 56ch
- 富岡 55ch(垂直偏波)
- 桐生 55ch
- 沼田 55ch
- 埼玉県
- 本庄 55ch(垂直偏波)
- 秩父、(小鹿野) 18ch かつては55chだった
- 千葉県
- 成田 55ch(←23ch)
- 銚子 55ch
- 香取佐原 56ch
- 勝浦 55ch
- 館山、(千倉) 56ch(垂直偏波)
- 神奈川県
- 山下町 73ch *東京6chの視聴者多し
- 横浜みなと 56ch *東京6chの視聴者が多い
- 横須賀久里浜 39ch(北方向は水平偏波・南方向は垂直偏波)
- 平塚 37ch(垂直偏波)
- 小田原、(箱根、真鶴、湯河原) 56ch
- 沖縄県
- 南大東島 56ch
- 北大東島 44ch
など
デジタル放送の主な中継局
- 茨城県
- 水戸 15ch
- 栃木県
- 宇都宮 15ch
- 群馬県
- 前橋 36ch
- 神奈川県
- 平塚 22ch(垂直偏波)
など
ネットワーク
JNN(Japan News Network)という名称で、日本で初めてニュース系列を各地方局と結び、民放では早期に全国的なニュース取材体制を確立したことから、かつては「報道のTBS」と呼ばれていた。
なお、一般の番組供給系列のネットワークは「TBSネットワーク」と呼称されている。 加盟社はJNNと同じであるが、TBSネットワークは『JNN協定』の対象とならない番組のネットワークセールス組織で、両者は別組織である。 しかしながら一般には『TBSネットワーク』の名称は浸透しておらず、『TBS系』、やニュース系列と混同され『JNN系』と呼称される場合が多い。 原則的にJNN協定が適用されるニュース番組に関して加盟社共同制作という形をとる(そのため「製作著作」のクレジットが出ない)のに対して、適用外のネットワーク番組は、製作した各社それぞれで著作権を持ち、製作局のロゴがクレジットされるのが両者の違いである。なお、TBSネットワーク扱いで放送している番組には、TBS以外の局の製作番組でもネットワーク・シンボルである『ジ~ン』が製作局ロゴの隣に付加される(例: 製作著作 毎日放送 人(ジ~ン)但し一部例外あり)。
- ※TBSは『ジ~ン』をステーション・シンボルとしても使用しているのでローカル番組でも表示される。
CS放送
東経124・128度CS放送(SKY PerfecTV!)でニュース専門局TBSニュースバード(旧・JNNニュースバード)及び、過去のコンテンツを生かしたTBSチャンネルの2つのチャンネルを放送している。2つのチャンネルは東経110度CS放送(e2 by スカパー!)では委託放送事業者であるC-TBSを通じて放送され、また一部のケーブルテレビでも放送されている。
分社化
2001年9月までは東京のキー局では唯一のラジオ・テレビ兼営局であったが、2001年10月にラジオ事業を子会社「TBSラジオ&コミュニケーションズ」(通称、TBS R&C)に分割して、東京放送自体はテレビ単営局となった。コールサインの「JOKR」はTBS R&Cが継承し、東京放送は新たにテレビに交付された「JORX-TV」のコールサインを使用する事になった。呼出名称もTBS R&Cが「てぃーびーえすらじお」、東京放送が「TBSテレビジョン」にそれぞれ変更された。(それまではテレビ・ラジオ共に「TBS」「とうきょうほうそう」)2004年10月に本体から分割していた「TBSエンタテインメント」「TBSライブ」「TBSスポーツ」のテレビ番組制作3社を再統合し、また送信部門を除くテレビの現業部門全般を「業務委託」というかたちで移管する目的でテレビジョン放送の事業会社株式会社TBSテレビを設立、実質的にテレビ放送事業も分社化した。株式会社東京放送は、テレビジョン放送の免許を保有する放送事業者ではあるものの、事業持株会社としてTBSグループの統括会社の位置付けとなっている。
2004年10月1日付けで、全従業員の約8割にあたる約820人(報道記者やアナウンサーも含まれている)が子会社のTBSテレビへ出向となった。2005年度以後、本社での採用は行われず入社の従業員は子会社への採用となったが、これには労働組合やTBSのOBからの反発が強い。
分社化に伴うアナウンス放送
2001年10月1日にラ・テ併設から分社化され、当社がテレビ放送専業となりコールサインも変更されたことに伴い、9月30日の23時59分から10月1日の0時にまたぐ時間帯に、木村郁美が出演してコールサインの変更を知らせる告知放送を行った(ラジオでも同様に行われた。TBSラジオ&コミュニケ-ションズを参照)。
制作部門
2000年より制作部門が分社化し、番組制作は「TBSエンタテインメント」「TBSライブ」「TBSスポーツ」が行っていたが、2004年10月より「TBSエンタテインメント」「TBSライブ」「TBSスポーツ」のテレビ番組制作3社を統合・再合併し、テレビ事業全般を行う子会社「株式会社TBSテレビ」を発足させた。東京放送からの業務委託というかたちで制作以外にも編成・営業・事業・報道・技術・美術などテレビ現業業務も行い、実質テレビ送信・経理以外のテレビ放送事業も本体から切り離した。
これにより、「テレビはTBSテレビ」「ラジオはTBS R&C」と放送業務の殆どを子会社行うことによって、TBS本体は実質的に持株会社としてTBSグループ各社を統括する立場となっている。なお、株式会社東京放送は、今後も著作権、テレビジョン放送免許人、およびテレビジョン放送の送信業務、営業指揮権、主編成権などは引き続き保持する。その為、TBSテレビ制作の番組のクレジットテロップも「制作:TBSテレビ、製作著作:TBS」という表記となっている。
なお、アメリカの三大ネットワークではTBSと同様に本体会社と制作部門が別会社になっている場合が多く[1]、TBSが海外テレビ局の標準的な制作・運営手法を一部取り入れたと考えることも出来る。
資産
- TBSはこれまで培った放送での技術・コンテンツだけではなく、優良な資産を多数抱えている。中でも不動産においては、本社のある東京都港区赤坂の超一等地を始め、横浜市青葉区の緑山スタジオ・シティなど、広大かつ超高値の土地を保有している。赤坂では後述のように再開発を進めており、完成後はオフィスビル・高級賃貸マンション・劇場などによる不動産経営も行なう事になっている。プロ野球横浜ベイスターズのオーナー企業でもあり、また半導体製造機器メーカー東京エレクトロンの創業時に出資、現在も同社の筆頭株主でもある。これらを含めたTBSの保有株式も貴重な存在である。こうした一連の資産の総額は時価にすると膨大な金額に達する。だが宅建保持者の数が足りないことから、不動産の活用にはいまだにいたっていない。
- こうした国内屈指の資産を持つ優良企業である反面、後述のように安定株主がいないという現状もあり、「買収されやすい」「お買い得である」と日々言われていた。
- 本社機能が新社屋(ビッグハット)に移転した後も、旧社屋は「赤坂メディアビル」として機能してきた。また周辺部にはライブハウス「赤坂BLITZ」や劇団四季のミュージカル専用劇場「赤坂ミュージカル劇場」(劇団四季が専用のJR東日本アートセンター四季劇場[春]、[秋]に移転後、多目的ホール赤坂ACTシアターとして改装オープン)もあった。しかし、「TBS赤坂五丁目再開発計画」に伴い、旧社屋やBLITZ、ACTシアターは取り壊され、2007年には超高層オフィスビル『赤坂Bizタワー』や賃貸マンション、劇場『(新)赤坂ACTシアター』・ライブハウス『(新)赤坂BLITZ』がある文化施設棟が完成する予定である。
なお「日本最大のライブハウス」としてオープンし、閉館が惜しまれた(旧)赤坂BLITZは、2004年12月横浜市みなとみらい地区に移転し、最大1700人を収容し日本のライブハウスで初めてサラウンド音響システムを導入したライブハウス「横浜BLITZ」として新たにオープンした。なお、横浜BLITZは『(新)赤坂BLITZ』がオープン後も運営を継続し、2つのBLITZは共存予定である。
関連記事
寸評
- 日本の民放の先駆者として有名な存在で、かつてはドラマ・バラエティー・報道の各分野で高く評価され「民放の雄」「ドラマのTBS」「報道のTBS」と称される時期もあった。
- しかし近年は、良くも悪くも報道系番組で取扱う内容や分野、地味で堅実な企業体質がNHKと類似していたことから、「民放のNHK」とも呼ばれる局の官僚的な体質。1992年に行われたバラエティ番組大改革(『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』『クイズダービー』『クイズ100人に聞きました』等、当時放送されていた人気長寿番組を次々と打ち切り、1992年10月から月曜~木曜の19時台を『ムーブ』と呼ばれるバラエティ番組枠とした)が結果的に失敗したこと、さらに1996年に発覚した「TBSビデオ事件」をはじめとした不祥事が多発した影響もあり、視聴率に関しては「冬の時代」を迎えることとなった。
- 近年、平均視聴率万年4位だったテレビ朝日に追い抜かれることも多くなり、かつてテレ朝に対して向けられていた「振り向けばテレビ東京」という揶揄が聞かれるようになった[2]。また、月・火曜日以外、特に水曜日のゴールデンタイムの視聴率がここ数年総じて低迷している。
- 低迷する視聴率とは別に、質の高い番組が多いことで著名な局でもある。実際に放送関係の各賞の受賞回数はフジテレビと並んで上位に位置する。
- 天気予報に力を入れており、民放初の「八丈島のIP方式の天カメ(2004年)」や「動く天気図」・「コンピュータでの雨足予想(雨足くん)」などTBSによって生まれたものがよくある。今では当たり前となった「気温の前日比」もTBSが初めて行ったもの。また1980年代に「8時の空」という10分の気象情報番組では、各地の天気カメラをつなぐ「お天気カメラリレー」を開始。
- 2005年3月末をもって、視聴率不振が続く『ウォッチ!』『(特)情報とってもインサイト』『ジャスト』『JNNニュースの森』などの平日ベルト番組を終了させるかつてない改編、通称「TBSの変」を敢行した。『ウォッチ!』の後枠にはみのもんた司会の『みのもんたの朝ズバッ!』がスタート。『とってもインサイト』の後枠には『きょう発プラス!』を昼のJNNニュースと統合・拡大して2時間番組として開始、夕方ニュース枠は『イブニング・ファイブ(JNN枠は『JNNイブニング・ニュース』として区別)』として他局に追随し2時間のワイド編成となった。2006年4月3日からは『ジャスト』を終了して以降、再放送枠になっていた平日14時台に、1年ぶりの生情報番組『2時ピタッ!』がスタートした。『朝ズバッ!』『イブニング・ファイブ』は成功し番組は軌道に乗ったものの、『きょう発』『2時ピタッ』は視聴率で苦戦し、双方の番組出演者・スタッフが担当する時間帯を一部入れ替えた形で、『ピンポン!』『2時っチャオ!』を2006年10月2日よりスタートさせている。
- 近年、TBSが製作するテレビアニメ番組は自局または子会社のBSデジタルテレビ放送局・BS-iの、共に深夜枠(深夜アニメ)が殆どである。
- TBS(JNN)ネットワークのアニメーション番組を長年支えてきたのは在阪系列局の毎日放送(MBS)であり、本放送以来約10年ぶりにゴールデン帯で再放送された『まんが日本昔ばなし』を始め、最近では『機動戦士ガンダムSEED』や『鋼の錬金術師』など数多くの人気作品を製作して来た。
- TBSが制作していた特撮番組としては「ウルトラマン」シリーズが有名であるが、時間帯などの関係で「平成ウルトラマン」シリーズと呼ばれる「ウルトラマンティガ」~「ウルトラマンコスモス」はMBS、「ウルトラマンネクサス」以降は中部日本放送(CBC)制作となっている。
- また、仮面ライダーストロンガー以降の仮面ライダーシリーズの放映権も持っていたが(制作は初代シリーズからのMBS)、2000年に製作された「平成ライダーシリーズ」の第一作となる仮面ライダークウガからは、共同制作している東映が大株主であるテレビ朝日が制作・放送している。
- 日本の民放テレビ局では最後まで消費者金融会社のコマーシャル(CM)を解禁していなかったが、2001年4月1日に解禁した。[3]。
- 現在、24時間放送を行っているが月に2回ほどメンテナンスのため日曜深夜01:30から放送を休止することがある。
- テレビとは逆に、TBSラジオの聴取率は首都圏聴取率調査の首位を継続して獲得している。
- 他局と合同出資した会社[4]を設立したりと他のキー局との交流(特にフジテレビ)に積極的な局でもある。
- TBSの全盛期は1970~90年代前半であった。その後、経営不振、倒産騒動、組合によるゴタゴタなどがあり、ゆっくりと衰退に向かっていった。それに拍車をかけたのがオウム騒動である。これによって東京放送は廃業の危機に追い込まれる。この時に多くの人材が流出したという。
- 赤坂本社内のスタジオ(報道用のNスタ・Sスタを除く)については、労働組合との深夜労働に関する取り決めの関係から、事前に延長使用届を提出していない場合24時に強制的に照明の電源が落とされる。そのため通常の番組収録では24時前に収録が終了するようにスケジュールを組むが、最近では『うたばん』など逆にそれを積極的に活用(というよりも笑いの要素の一つに利用)する番組も現れている。
- TBSの連続ドラマの出演者陣にはイチゴ世代が多いので、イチゴ世代の広告塔あるいはイチゴ世代の宣伝放送局と揶揄されることもある。
TBS株をめぐる動き
主な株主
- みずほ信託銀行株式会社有価証券管理信託楽天口 (9.07%)
- 楽天メディア・インベストメント株式会社 (8.79%)
- 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) (5.34%)
- 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・株式会社電通口) (4.89%)
- 日本生命保険相互会社 (4.11%)
- 株式会社三井住友銀行 (3.02%)
- 株式会社毎日放送 (2.82%)
- 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) (2.78%)
- 株式会社M&Aコンサルティング (2.74%)
新聞社との関係
TBSは元々競願4社を統合して設立された会社で、内3社が新聞社をバックに設立された会社-毎日新聞系の「ラジオ日本」、読売新聞系の「読売放送」、朝日新聞系の「朝日放送」であった(注:この「ラジオ日本」は現在のラジオ日本とは全くの別会社である。なお「朝日放送」と大阪・朝日放送(ABC)も別会社であるが、元々は同じ企画で生まれた会社である)。
開局当時、ラジオ東京のスタジオは東京・有楽町の毎日新聞と同じビルに置かれ、人事面でも毎日色が強かったがこれは上記各社の内「ラジオ日本」だけが開局準備を進めていたことによるものである。
しかしながら、ラジオ東京=TBSはこれら新聞各社とは一線を画し、徐々に新聞支配からの脱却を図っていった。ラジオニュースは開局当初より読売・朝日・毎日の順番で一日交替制による『三社ニュース』として放送しており、編集権は一切新聞社が掌握していた。このため、出稿社が異なる度、同じ題材を扱うニュースの内容に齟齬が生じる結果となり、ニュース編集方針に一貫性を欠くきらいがあった。1955年9月の砂川闘争の取材よりラジオ東京独自の取材による内容をニュースとして放送することが認められ、以降臨時ニュースを中心に独自取材のニュースも放送されるようになった。
テレビニュースは自社製作ながら、月~土曜日の夜に『三社ニュース』の枠が設けられ、読売・朝日・毎日各社の記者が出演して放送された。後にテレビ版『三社ニュース』は各社製作のニュース映画に替わり放送時間も夕方に変更された。
1959年JNNが結成される際は、地方局の殆どが地元新聞社と深い繋がりがあったため、ラジオ東京は特定の新聞色を出さない条件でニュースネットワークへの参加を地方局に呼びかけた。このため同じ新聞3社が出資していながら読売色の強かった日本テレビに対して、ラジオ東京は全国ネットワークの形成で優位に立った。
1961年、創立以来均衡を保った新聞各社出身の常勤役員は毎日出身者のみとなったが、却ってこれら毎日出身役員を中心に自主性が強まり、寧ろ新聞色の薄い局と呼ばれるようになる。
1963年、TBSは新聞3社とラジオニュースに関する覚書を交わし、同年4月より海外ニュースを共同通信社経由に切り替え、一部TBS自主取材のニュースを新聞社提供ニュースに挿入できる事になり、編成権の自主権を一部確保した。
1973年12月20日、読売・朝日・毎日の各首脳が覚書を交わし、読売と朝日が持つTBS株式は毎日へ譲渡されることとなり、翌1974年2月に実施される。このため4月からテレビ『三社ニュース』枠は『毎日新聞ニュース』だけになるが、ラジオの定時ニュースタイトルは「TBSニュース」に変更。完全に編成権はTBS側に移った。5月30日毎日新聞社とTBSは両社社長連名で相互の協力関係と独自性の尊重をうたった覚書を締結。
1975年10月、テレビ開局以来の『毎日新聞ニュース』が打ち切られ、代わりに毎日新聞協力の『テレポートTBS6』がスタート。1977年、毎日新聞は経営危機の克服のためTBS株式の大部分を放出。また逆に毎日新聞新社設立時にはTBSが出資する事となり、完全に両社の立場は対等となった。
1978年、ラジオのプロ野球中継で、讀賣ジャイアンツ主催試合を中継するため放送権を持つ読売新聞社と交渉に入り、10月読売新聞協力の報道・情報番組を放送する事で1979年以降のジャイアンツ主催試合の放送権を確保。4年振りにラジオでの『読売新聞ニュース』が復活したが、1992年テレビでの佐川急便事件報道で読売新聞社と係争関係になり、ラジオナイターの独占中継権も覆ったため、1993年『読売新聞ニュース』の放送を中止し現在に至っている。
このような歴史から、TBSは在京キー局で唯一新聞社との関係が薄く、安定株主が存在せず買収されやすいと言われていて、2005年2月のライブドアによるニッポン放送株取得を受け日興プリンシパル・インベストメンツに新株予約権を割り当てるポイズンピルや第三者割当増資を行うなどの防衛策を実施したが、同年10月の楽天による株式の大量取得を防ぐことはできなかった。
最近の動き
- 2002年よりプロ野球横浜ベイスターズのオーナー企業となったが、後述のように東北楽天ゴールデンイーグルスのオーナー企業である楽天がTBS株の取得を進めているため、野球協約の規定により球団を手放す可能性がある。現在はUSENなどが球団買収に食指を動かしている。
- 2005年10月13日、ネット関連事業大手の楽天が系列会社の楽天メディア・インベストメント等を通し、TBSの全発行済み株式の15.46%を取得した旨株式大量保有報告書を関東財務局に提出するともにその事実を発表した。
- (2005年10月26日、楽天はさらにTBSの普通株式を買い増し、19.09%の株式を保有している旨を関東財務局に報告・発表した。)
- 2005年10月14日、村上世彰が代表を務めるM&Aコンサルティング(いわゆる「村上ファンド」)が系列会社のMACアセットマネジメントを通しTBSの全発行済み株式の7.45%を取得している事が、関東財務局に提出された株式大量保有報告書にて明らかになった。
- TBSは安定株主対策として毎日放送や電通に第三者割当増資を行った他、系列局に対しても株式の取得を要請した。
- 2005年11月30日、TBSと楽天は、
- 2006年8月24日、TBSは自社およびJNN/TBS系列各局の財政基盤を強固にする事を目的として「放送持株会社」を新設し、TBSと一部系列地方局をその傘下に置く持株会社制への移行を検討していることが分かった、早ければ2007年秋にも実現したい考えである。 「放送持株会社」について総務省は同一企業による株式保有比率を20%未満とするよう制限がかけられる見通しで、移行が実現すればTBSは強力な買収防衛策を備える。
- 2006年12月1日、ABCマートの三木正浩会長が経営するイーエム・プランニングが、TBS株5.05%を取得し、楽天に次ぐ第2位の株主となったことが判明した。
- 2006年12月27日、イーエム・プランニングの持ち株比率が7.76%に増加。(同日、関東財務局に提出された大量保有報告書の報道による)
TBSの事件
TBSビデオ問題
- 詳細はTBSビデオ問題を参照
- 1995年10月に「TBSビデオ問題」(坂本堤弁護士一家殺害事件で、取材したビデオをオウム真理教=現アーレフ関係者に見せた問題)が日本テレビの報道で明らかになった時、TBSは当初から一貫してその報道内容を否定していたが、ついに1996年3月25日、当時のTBS社長・磯崎洋三がビデオを見せたことを公式に認め謝罪した。TBSはこの半年余り疑惑の渦中にいる間、筑紫哲也は自身の番組『筑紫哲也 NEWS23』においてTBSの姿勢に疑問を示していたが、社長自らが過ちを認めた3月25日の放送において筑紫は「視聴者との信頼関係という点においてTBSは死んだに等しい」と発言し、各方面に波紋を広げた。このことは『NEWS23』公式サイト「多事争論」の1995年~1996年辺りに記されているが、地下鉄サリン事件以前のオウムを擁護した筑紫の発言はごっそり削除されている。
- TBSは責任を取る体裁のためワイドショーを全廃した[5]。
- また、この問題に関して、1996年4月30日19時から4時間近く、TBSはテレビ、ラジオ放送ともに『視聴者(聴取者)のみなさまへ』というタイトルの検証・謝罪番組を放送した。
- オウムビデオ事件の際は、担当スタッフの処分公表後の1週間(1996年5月20日~24日)、『NEWS23』第1部終了(23:50)以後の深夜放送を休止したことがあった。[6]。ラジオの深夜放送は通常通り行われた。尚、この時もTBSテレビのみだが1996年5月20日23時50分から5分間特別番組『視聴者のみなさまへ』を放送した。
- 1996年夏に開かれたTBS放送番組審議会での提言と「TBSビデオ問題」の改善措置として、1997年1月から自己検証番組・自己批評番組『TBSレビュー』を開始した。
- しかし、1995年5月に、当時頻繁に行なっていたオウム真理教関連番組内で、ある日の『報道特集』の放送で麻原彰晃の顔などを無関係な場面で頻繁に挿入するなどのサブリミナル手法を用いていたことも分かり世間の非難が集中した。TBSは「サブリミナル手法は番組テーマを際立たせる手法として用いただけ」と釈明したが、旧郵政省が厳重注意を行い、結局TBSは「視聴者が感知できない映像使用はアンフェアであった」と謝罪する事件を起こしている。
2000年以降の主な事件・不祥事
- 2001年10月16日、『うたばん』の収録中、アイドルグループ「モーニング娘。」当時メンバーの紺野あさ美(現在は脱退)が、スタジオ内の深さ90cmの溝に転落し、右ひざ上に合計12針縫う事故が発生。TBS側は謝罪したものの、デビューを目前に控えていた紺野は出演予定のコンサートや、テレビの歌収録を欠席した。
- 2002年3月28日放送の『とくばん』で、ガールズバンドZONEのメンバーの一人に対し、司会者がセクハラとも取れる発言をし、視聴者からBPOの「放送と青少年に関する委員会」へ同番組への抗議が殺到。5月26日、TBS側から本人に謝罪したものの、発言した番組司会者本人からの謝罪はなし。
- 2002年5月5日、横浜市青葉区の緑山スタジオで、「筋肉番付」収録中、当時京都大学1年の男性中国人留学生と、東海大学3年の男子学生が、競技中に頚椎などを損傷する重傷。さらに1人が頚椎捻挫を起こす事故が発生した。5月24日、局は「筋肉番付」の打ち切りを決定。
- 2003年3月29日、塩川和則メディア推進局副理事(当時)が、2000年4月から取締役として属していた子会社のTBSエンタテインメント(当時)を使って、ドラマやバラエテイの制作に際して、下請けのプロダクションに水増し金額で発注、芸能プロダクション経由で水増し分をキックバックさせる手口で、7000万円を脱税した為、諭旨解雇処分となった。
- 2003年11月2日、『サンデーモーニング』で石原慎太郎東京都知事のニュースを放送した際「私は日韓合併の歴史を100%正当化するつもりはない」という発言をテロップで「100%正当化するつもりだ」と改変されて報道され、捏造と反論。後にTBS側が誤りを認め訂正するも、関係者4名が書類送検。また名誉毀損で提訴するが、東京地検は「TBSに故意なし」として不起訴処分となった。
- 2004年3月5日に放送した報道特別番組『告白~私がサリンを撒きました~オウム10年目の真実』において、やらせととらえかねられない過度の演出があった。
- 2004年7月26日、ニュース番組で、代理母出産で双子の男児の母親になったタレント、向井亜紀の講演を取り上げた際、「生みの親」を批判する印象を抱かせるように報道された。視聴者からの苦情があり、向井側もこの報道に抗議。
- 2005年5月11日、公式ホームページに掲載されていたコラム「ダッグアウト」にて、毎日・朝日・読売の各新聞社から記事を盗用していたことが発覚。1本のコラムに複数の記事から盗用していた例もあり、盗用された記事は計39件にも及んだ。最初の盗用は、コラム掲載開始2カ月後の2001年5月からだった。TBSは当初、「外部のフリーライターがやったこと」と発表していたが、実際には当時の編成制作本部スポーツ局担当部長が執筆したことが判明。部長は解雇された。
- 2006年5月6日放送の健康情報番組『ぴーかんバディ!』で、白インゲン豆を使ったダイエット法を紹介したところ、全国の視聴者から激しい嘔吐や下痢などを訴えるなどの苦情が30数件あったことが分かった。番組内やニュース番組、ホームページなどで「豆は生で食べるとお腹をこわす恐れがある」などとテロップで注意喚起を行った。6月25日、この問題で取締役2人を減俸、制作局長を2~3日間の出勤停止にする処分を決めた。本件に関しては総務省から総務大臣名での行政指導を受けている。行政指導としては最も重い処分であり、総務省は同様の問題を引き起こせば電波停止(これまでに例が無い「免許剥奪」となる可能性も否定できない)もありえるとした。
- 2006年6月29日放送の『NEWS23』で、米国共和党のヘンリー・ハイド下院国際関係委員長が、小泉首相の靖国参拝について、「行くべきでないと強く感じているわけではない」と発言したにもかかわらず、「行くべきではないと強く思っている」というテロップをつけた。
- 2006年7月21日放送の『イブニング・ニュース』中にて旧日本軍731部隊の特集コーナーにて、電話取材中の記者を映しているVTRに安倍晋三官房長官の写真入り小道具らしきものが3秒間ほど映った。また、記者が発した「ゲリラ活動?」という言葉のテロップが安倍長官の近くに映った。自民党総裁選を直前に控えた政治的に微妙な時期だけに、反安倍の印象操作との見方を専門家や他のメディアが示した。TBS側は7月26日「意図的な編集ではない」としながらも「誤解を与えたことは謝ります」と謝罪したが、総務省は8月11日に視聴者に誤解を与えかねない映像であるとして、総務大臣名での厳重注意処分を行なった。
- 2006年12月15日放送の『はなまるマーケット』で熱湯を使った便器清掃法を紹介した際、視聴者から「試したら便器にヒビが入った」との苦情が寄せられていたことが分かった。同様の問い合わせがあった日本衛生設備機器工業会からの指摘で、番組とホームページで注意喚起を行った。
- 2007年2月7日放送の『みのもんたの朝ズバッ!』では、一連の不二家問題報道の中でTBS解説委員でアナウンサー・スクール校長の吉川美代子アナが知人から聞いた話として「本当に汚いらしいですから。基本的な手洗いからやらなくちゃいけないと~」と、「知人の話」という情報ソースの正確性の全く無い発言を行った。
- 2007年2月3日放送の『人間!これでいいのだ』において、「何か音や音楽を聴くとα波が出て、集中力が高まり、その結果、記憶力も高まってくる」というコメントに「ハイパーソニックを聞いて」という両者の関連性が乏しいにもかかわらずテロップを重ねて表示。また、千葉工業大学情報科学部の研究論文を無断使用。さらに、風鈴をつるして学習効果を高める学習塾と紹介したとき、実際はその塾では風鈴を使用していないにもかかわらず番組側の演出で風鈴を生徒の頭上で揺らしていた事実が、2月8日発売の週刊新潮報道で発覚した。関西テレビ「発掘!あるある大事典」の捏造問題の直後での発覚だった。なお、担当プロデューサーに下された処分は出勤停止2日の上で他部署に異動となった。
- 2007年3月12日に放送した『HERO'S』の選手紹介VTRで、TBSは2ちゃんねるによく似た電子掲示板を取り上げ、桜庭和志に対し批難する投稿があることを掲載する。だが、2ちゃんねるとは違う点が多く見つかったことから疑惑追及がなされ、結果としてTBSの担当ディレクターが勝手に作成したことを認め謝罪したが、捏造については「ファンの声を拾って作成した」と否定した。しかし、その根拠となった「ファンの声」については「ディレクターの記憶の中にあったことで、現在は見つからない」としている。今後はこういった場合に対し「イメージ映像」であることを表記すると弁明したが、ソースが存在しない情報を放送したことは謝罪を一切拒否している。そのため、報道機関として相応しくないとの批判がネットを中心に巻き起こり、「放送免許を剥奪するべき」との意見も以前より増して散見されるようになる。これについて、放送日から翌日にかけて2ちゃんねる内だけで盛り上がっていたが、3月14日になりTBS系列以外の各社メディアが一斉に報じた。
- 2007年3月28日、『みのもんたの朝ズバッ!』で1月に放送されたで報道された不二家の期限切れ原材料使用問題の報道において、捏造疑惑が浮上した。不二家の元従業員とされる女性が顔を映さずに登場し、神奈川県・平塚工場で日常的に賞味期限切れのチョコレートを回収し、不正使用していると証言。包装を外して溶かし、牛乳を混ぜ、新品として再出荷する作業をイラストを使って説明した。しかし、不二家社外に設置された「信頼回復対策会議」が指摘したところによると、実際には不二家にチョコレートを回収するシステムはなく、イラストで描かれた牛乳混入のプラントも実在しなかった(溶かしたのは、製造工程で形が崩れたチョコレートで、賞味期限切れの商品を再利用した事実はない)。TBSの取材に対しても同様の説明をしたが、聞き入れられなかった。TBSは「正確性を欠く部分があった」と誤りを認めたが、「視聴者が誤解する可能性があった。ただ根幹部分に問題はなく、捏造などはなかった」と発表した。また、インタビューに登場した元従業員についても不二家に在籍していたのは10数年以上前で、不二家の現状を証言することは困難であった事も認め発表した。しかし、井上弘社長は「捏造ではない」と主張。不二家も反論の記者会見を行い、その中で番組プロデューサーと不二家とのやりとりの会話の録音テープを流し、プロデューサーが途中机を叩きながら、「捏造だと言われて心外だ」、「そんな内容で僕等放送してないし、いずれにしろハッキリさせたいんですよ」などと怒り口調で語っていた。これは一種の恫喝だと疑問視されている。TBSはこの会見を一方的に行われたことなのでコメントできないとした。みのもんたは番組の中で「もうはっきり言って、廃業してもらいたい」と発言しているが、これは「廃業を覚悟して不退転で臨んでくださいという励ましの言葉だったのでは」と言い訳の弁明している。しかし、この論理で言えば「TBSなど倒産してしまえ」という言葉も励ましの言葉になるわけであり、軽率な釈明との批判がある。また、この釈明をTBSを含むマスメディアが認めるのであれば、今後は政治家の失言に対しても同様の理由で一切批判できなくなる可能性がある。司会役のみのもんた自身は「僕が報道の取材をしているわけじゃないんだからさ、消費期限と賞味期限の違いも解らずに、放送作家に言われた通りにしゃべっただけ!」と、責任を回避するかのような発言をしつつ「事実の裏付けが無い報道にも、捏造は無いと思う」とコメントした。3月29日には、テレビ朝日などもこの話題を報じたが、朝ズバではこの捏造報道疑惑が取り上げられることはなく、社長が認めた「正確性を欠く部分があった」という部分についても一切謝罪をせず、沈黙を通すなど報道機関として疑問符が付く対応を行った。
- 上記のみのもんたの朝ズバッ!問題に対しては、総務省も問題を重視しており調査をしていると発表された。不二家側はTBS社長へ公開質問状を送付したが回答は一切無く、無視の状態が続いている。不二家は、法的措置を検討することを明らかにした。
- 2006年後半から2007年初頭にかけ、『サンデージャポン』で放映された時事ニュースに関する秋葉原での街頭インタビューのうち少なくとも4つ (Microsoft Windows Vista発売、ホワイトカラーエグゼンプション問題、メイド喫茶従業員が暴漢に襲われた事件、加護亜衣の喫煙による解雇)において、全て同一人物がインタビューを受けていたことが判り、2007年4月6日になりTBSがバラエティー番組での演出として、この男性に事前にインタビュー日時を知らせていたことを認めた。今後は同番組内での街頭インタビューを行わないことを決めた。[1]
- 『SASUKEシリーズ』で、2度に渡り収録中に5名の出場者が事故を起こしたにもかかわらず、いずれも他の出演者に知らせなかったり、警察に届け出ない等不適切な処置をしていたことが判明した。詳細はSASUKEの項目を参照のこと。
- TBS NEWSの取材クルーが駐停車禁止の場所に堂々と駐車し、その駐車について咎められも「警察の方なら答えますが?」などと答えていた。livedoor ニュース - 良識を疑うTBSの取材姿勢、池袋駅前の駐停車禁止場所に堂々と駐車。
沿革
- 1951年(昭和26年)5月、東京都千代田区霞ヶ関に資本金1億5千万円で株式会社ラジオ東京設立(設立登記5月17日)。 初代社長は足立正。
- 1951年(昭和26年)12月25日、東京都千代田区有楽町のスタジオより全国6番目に民間中波放送の本放送開始。(コールサインJOKR、周波数1130kHz、出力50kW)
- 1953年(昭和28年)8月、周波数を950kHzに変更。
- 1953年(昭和28年)12月、"KRT"を略称とする。(KabusikigaishaRadioTokyoから由来するが、テレビ放送開始をにらんだJOKR-TVにも因むといわれる。実際その通りになったのだが、世間一般には余り浸透していなかった。)
- 1955年(昭和30年)4月1日、東京都港区赤坂一ツ木町で地上アナログテレビジョン放送の本放送開始。(呼出符号JOKR-TV、チャンネル6、映像出力10kW、音声出力5kW。世間一般では新聞のテレビ欄表記から「KRテレビ」と呼ばれた。)
- 1958年(昭和33年)10月31日、同局初のVTRを使ったテレビドラマ『私は貝になりたい』(橋本忍脚本、岡本愛彦演出。VTRは前半で使用し、後半は生放送)を放送。大反響を呼び、この年の芸術祭大賞を受賞した(尚、番組は全編ビデオテープにて保存されている)。
- 1959年(昭和34年)8月1日、皇太子ご成婚パレード中継での取材協力を機に、NHKに対抗する日本初のニュースネットワークとして「JNN(Japan News Network)」を結成。
- 1960年(昭和35年)1月17日、テレビ送信所を赤坂から東京タワーに移転。映像出力50kW、音声出力12.5kWに増力。
- 1960年(昭和35年)9月10日、カラーテレビ本放送を開始(カラー放送は開始当初1日平均5分のフィルムによる番組しか行っておらず、カラーVTRを同社はまだ使っていなかった。ちなみにNHK、日本テレビと共に東京地区では初だった)。
- 1960年(昭和35年)10月、東京証券取引所第一部に株式を上場。
- 1960年(昭和35年)11月29日、株式会社東京放送と商号変更し、略称を"TBS"とする。
- この頃、「東京テレビ」という呼称を採用したものの、定着には至らなかった。
- 1961年(昭和36年)8月、電波を象徴した新社名ロゴタイプ(筆写体)制定。(デザイン:今道潤三、製作:市川景)
- 1961年(昭和36年)9月、コーポレートカラー「光の3原色(青・赤・緑=能力・熱意・責任)」制定。車両の塗装等に使用開始。
- 1961年(昭和36年)10月、「光の3原色」による社旗、社章(バッジ)制定。
- 1961年(昭和36年)10月12日、赤坂のテレビスタジオ隣に本社社屋完成。ラジオスタジオおよび本社機構を移転。
- 1961年(昭和36年)12月1日、社名呼称をTBSに統一(公用文等を除き、原則「東京放送」を使用しない)。
- 1962年(昭和37年)日本初のラジオ1波によるAMステレオ放送の実験放送を行う(1964年まで。AM/FM方式)。
- 1962年10月1日史上初の“キャスターニュース”且つネットワーク制作参加ニュース『JNNニュースコープ』スタート(初代キャスターは現・参議院議員の田英夫と元読売新聞記者の戸川猪佐武)。
- 1964年(昭和39年)10月10日、東京オリンピック開始に伴い、テレビ放送で、同社初の放送でのカラーVTRの稼動を始める(この開会式が、TBSが録画したもので残っている最古のカラービデオである)。
- 1965年(昭和40年)5月2日、ラジオネットワーク「JRN(Japan Radio Network)」を結成。
- 1967年(昭和42年)、『東芝日曜劇場・女と味噌汁』(1965年から始まった連続シリーズ)が局初のカラーテレビドラマ(カラーVTR録画・再生)として制作、放送。
- 1968年(昭和43年)9月30日、この日の夕方のテレビ『JNNニュースコープ』からテレビニュース報道のカラー放送を開始。これに伴い、カラーフィルムによるニュース取材を開始。
- 1969年(昭和44年)12月31日、『輝く!日本レコード大賞』をテレビ生中継(カラー)で放送。以後、毎年同局の大晦日の看板番組となる。
- 1971年(昭和46年)11月、ラジオの出力を100kWに増力。
- 1973年(昭和48年)12月20日、読売新聞社・朝日新聞社・毎日新聞社の3社首脳間で日本テレビとTBSの新聞資本を統一する合意が成立。翌1974年(昭和49年)2月、創立時からの新聞資本が毎日新聞社だけになる。
- 1974年(昭和49年)11月19日、近畿地方の準キー局が、これまでの朝日放送(ABC)から毎日放送(MBS)に変更することで基本合意。ABCはこれまでMBSとネットを組んでいた日本教育テレビ(NET。現・テレビ朝日)とネットを組むことになる。翌1975年(昭和50年)3月31日からTBS-MBSの新ネットワークがスタート。テレビネットワークのいわゆる“腸捻転”が解消される。
- 1977年8月29日、史上初の3時間ドラマ『海は甦る』(江藤淳・作、仲代達矢主演)を放送。なお番組中、スポンサーの日立製作所も史上初の3分CMを4本放送。
- 1978年(昭和53年)11月20日、テレビ音声多重放送を開始(実用化試験放送。初めの放送は「JNNニュースコープ」の2ヶ国語放送)。
- 1978年(昭和53年)11月23日、ITU(国際電気通信連合)の取り決めでラジオの周波数が9kHzステップへ移行。それに伴い、午前5時をもって、周波数を954kHzに変更。
- 1981年(昭和56年)3月、横浜市緑区(現:青葉区)に緑山スタジオ・シティ完成。
- 1981年(昭和56年)春頃、テレビ音声多重ステレオ放送で、音声媒体としてPCMデジタルプロセス(録音から編集、再生まで全て)を採用した当時としては画期的な番組を放送する(多分、世界初。内容は小沢征爾指揮によるストラビンスキー『春の祭典』。同じ演奏を映像と音声は別々にタイム・コード同期されて記録、編集し、再生され送出された。勿論放送自体はアナログである)。
- 1983年(昭和58年)11月、テレビ音声多重本放送開始。
- 1986年(昭和61年)4月、テレビ文字多重本放送開始。
- 1987年(昭和62年)10月、テレビ24時間放送開始。
- 1989年(平成元年)8月24日、テレビ・クリアビジョンの本放送を開始。
- 1990年(平成2年)頃、日本の放送業界で初めてテレビ放送の送出媒体として、D-2方式によるソニー製デジタルVTRを稼動開始(初めはCM送り出しに使用された)。
- 1990年(平成2年)12月2日、創立40周年事業として秋山豊寛特派員を乗せた宇宙船(ソユーズ)をソ連・カザフのバイコヌール宇宙基地から打ち上げる(「TBS宇宙プロジェクト」)。
- 1991年(平成3年)9月30日、コーポレート・アイデンティティ(ミクロコスモス=製作:下河内護)導入。これに伴い、長年親しまれてきた"筆写体"マーク廃止。
- 1992年(平成4年)3月15日午前9時、ラジオのAMステレオ放送の本放送を開始。
- 1992年(平成4年)12月30日、『元旦まで感動生放送!史上最大39時間テレビ』を放送。
- 1994年(平成6年)1月、「ミクロコスモス」によるシンボルマーク、簡略形マーク、社名ロゴタイプを廃止。新ロゴタイプ(製作:小河原義一)に統一し、同17日から使用開始。(現在も使用されている。)
- 1994年(平成6年)10月3日、現社屋「TBS放送センター」(愛称 : ビッグハット)に移転。旧社屋は「赤坂メディアビル」に改称。正面ゲート守衛詰所・車両検問所の建屋は、円盤形の屋根がついていることからビッグハットにちなみ、“スモールハット”と称されている。この日は21時から約2時間、新社屋移転の特別番組が生放送された(運用開始したA・Bスタジオからの生放送や社屋移転で運用を終了した旧社屋Gスタジオ内部の様子も放送された)。
- 1998年(平成10年)4月1日、CS「JNNニュースバード」放送開始。(06年4月「TBSニュースバード」に名称変更)
- 2000年(平成12年)2月、TBSグループ、JNN、TBSネットワークの共通新シンボルマークとして、漢字の“人”をモチーフにした「ジ~ン」(一般公募)を制定。『ニュースの森』(当時)や『ニュース23』など全てのJNNニュース番組のサブタイトルや、MBSやCBCなど系列局制作も含めた全国ネット番組のクレジットタイトルなどで表示されている(現在はJNNニュース番組での表示は一部を除き無し)。また一部系列局でも、ローカルニュース番組のセットに使用されたことがある(現在は廃止されている)。
- 2000年(平成12年)3月21日、完全連結子会社としてラジオ現業部門を行う 株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ、テレビの娯楽番組制作を行う 株式会社TBSエンタテインメント、テレビのスポーツ番組制作を行う 株式会社TBSスポーツを設立・分社化。
- 2000年(平成12年)12月1日午前11時、系列のBSデジタル放送「BS-i」(デジタルBS6Ch)放送開始。
- 2001年(平成13年)3月1日、完全連結子会社として情報番組・情報生番組の制作を行う 株式会社TBSライブを設立・分社化。
- 2001年(平成13年)10月1日、中波放送局の免許(コールサイン:JOKR)を株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズに承継。これに伴いテレビ局のコールサインを変更(JOKR-TV→JORX-TV、呼出名称も「東京放送」から「TBSテレビジョン」に変更)。
- 2002年(平成14年)7月1日、CS放送局「TBSチャンネル」放送開始。
- 2003年(平成15年)7月1日、系列会社の株式会社木下プロダクションを商号変更・連結子会社化、事実上の第二エンタテインメント制作分社となる株式会社ドリマックス・テレビジョンを設立。
- 2003年(平成15年)12月1日午前11時、地上デジタルテレビジョン放送の本放送開始。(簡易マスターで対応)
- 2004年(平成16年)キャッチフレーズに“チャンネル・ロック”を採用。デジタルTVもアナTV同様6chであるのを受け、固定(lock)や音楽(rock)の意味を込めた。
- 2004年(平成16年)10月、TBSエンタテインメント、TBSスポーツ、TBSライブの子会社3社が再合併し株式会社TBSテレビ発足。
- 2005年(平成17年)2月7日 地上デジタルテレビジョン放送の送出を簡易マスターから本格統合型マスターに移行して運用開始。
- 2005年(平成17年)4月 TBS平日ワイド大改編『TBSの変』実施。
- 2005年(平成17年)7月20日 TBSとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC/TSUTAYA)は、DVDソフトの市場拡大に対応する映像ソフト事業の強化と、モバイルやインターネットを利用したコンテンツ事業の拡大を目的とした企画会社「TCエンタテインメント株式会社」を共同で設立する事を発表した。
- 2005年(平成17年)8月30日 TBSと日興プリンシバル・インベストメンツは、韓国最大のドラマ制作会社「キム・ジョンハク プロダクション」に共同投資することを発表した。
- 2005年(平成17年)8月31日 TBSは、ADSL事業を行うイー・アクセスの子会社で携帯電話などのモバイルブロードバンド通信事業を行うイー・モバイルに100億円の出資を行うと発表。
- 2005年(平成17年)9月2日 TBSと三井物産は、2006年春スタート予定の携帯電話向け地上デジタル放送(1セグ放送)のデータ放送領域を活用した新サービスを検討する企画会社を「TMモバイル企画」(仮称)を9月下旬に都内に設立することで合意した。
- 2005年(平成17年)11月1日 PCおよびSTB利用によるブロードバンドテレビ向けの動画オンデマンド配信サービス『TBS BooBo Box』を開始。
- 2006年(平成18年)3月1日 生番組のほとんど全部がハイビジョン化される。
- 2006年(平成18年)4月1日 地上デジタルテレビジョンワンセグの本放送を開始。また、テレビのサービスエリアである関東区域内の報道取材が原則として全部ハイビジョン化される(民放初)。
所在地
- 東京都港区赤坂5丁目3番6号 TBS放送センター
- 郵便番号:107-8006(テレビ・ラジオ各TBS制作番組宛ての番号は「107-8066」、因みに東京都港区赤坂の郵便番号は〒107-0052。)
- 電話番号:03-3746-6666
アクセス
- 千代田線赤坂駅から徒歩約1分
- 銀座線・丸ノ内線赤坂見附駅から徒歩約5分
- 港区コミュニティーバスちぃばすも利用可能。
- 南北線・銀座線溜池山王駅から徒歩約5分
- 都営大江戸線・日比谷線六本木駅、半蔵門線・銀座線・都営大江戸線青山一丁目駅へは港区コミュニティーバスちぃバスを利用。
スタジオ
TBS放送センター(ビッグハット)
(スタジオは全部で9か所)
- Aスタジオ(HD/SD、260坪)…本社最大のスタジオアッコにおまかせ!、関口宏の東京フレンドパークII、さんまのSUPERからくりTV、ブロードキャスター、うたばんなど
- Bスタジオ(HD/SD、260坪)…本社最大のスタジオどうぶつ奇想天外!、学校へ行こう!MAX、CDTV、恋するハニカミ!、金スマ、オールスター感謝祭など
※AスタジオとBスタジオは連結使用が可能
- Cスタジオ(HD対応、180坪)…バーチャル対応スタジオ はなまるマーケット、噂の!東京マガジン、報道特集、時事放談など
- Dスタジオ(HD対応、180坪)…情報系生番組専用スタジオ みのもんたの朝ズバッ!、ピンポン!、オビラジR、王様のブランチ、サンデージャポンなど
- Eスタジオ(HD/SD、坪)…BS用スタジオ、中継番組の送出サブ など
- Fスタジオ(HD/SD、坪)…BS用、バーチャル用スタジオ、中継番組の送出サブ など
- Nスタジオ(HD/SD、180坪)…ニュース専用スタジオ JNNニュース、イブニング・ファイブ、筑紫哲也 NEWS23、など
- Pスタジオ(HD/SD、坪)…当初は外が見えるガラス張りのパノラマスタジオとして利用されていた 中継番組の送出サブ MLB主義`05など
- Sスタジオ(SD、坪)…CS専用スタジオ TBSニュースバードなど
緑山スタジオ・シティ
(横浜市青葉区緑山)全スタジオがハイビジョン対応。渡る世間は鬼ばかり、3年B組金八先生、サラリーマン金太郎、温泉へ行こう!等、ドラマ全般の製作を行っており、TBS所有のスタジオではあるが、管理・運営は子会社である「株式会社緑山スタジオ・シティ(SMC)」が行っている。 基本的に貸しスタジオの為、CMや他局(NHK、東海テレビほか)の番組などTBS以外の収録も多い
- M1スタジオ(180坪)…
- M2スタジオ(180坪)…
- M3スタジオ(180坪)…
- M4スタジオ(240坪)…渡る世間は鬼ばかり
- M5スタジオ(240坪)…
- オープンロケ地(20,000坪、2,000坪)SASUKE、KUNOICHI、風雲!たけし城等
- 一時はオープンスタジオと呼んでいたが、名称が変更された。
TBS・砧スタジオ
(世田谷区砧、東京メディアシティ(TMC)内)TBS専用のスタジオではあるが、CMや他局の番組などレンタルによるTBS以外の収録も多い。緑山と同じく株式会社緑山スタジオ・シティが管理している。
報道用サテライトスタジオ
ほか
情報カメラ設置ポイント
- 東京都
- 赤坂(本社屋上)、浜崎橋、新宿駅南口(小田急新宿サザンテラス)、井の頭線渋谷駅、隅田川、皇居前、東京駅、羽田空港、八丈島(民放初の設置でIPカメラ)
- 神奈川県
- 横浜、江の島、小田原
- 新潟県
- 苗場スキー場(苗場プリンスホテル屋上・冬季のみ。尚、苗場スキー場がある地域は、BSNの放送エリアである。)
- 千葉県
- 銚子
TBSテレビ番組一覧
- 詳細はTBSテレビ#TBSテレビ制作番組一覧を参照
主な分類は以下の通り。基本的には株式会社TBSテレビが制作を担当している。
- ニュース・情報 … JNNニュース、みのもんたの朝ズバッ!、ピンポン!、イブニング・ファイブ、筑紫哲也 NEWS23など。報道番組ではJNN報道特集、みのもんたのサタデーずばッと、サンデーモーニング。情報番組系でははなまるマーケット、王様のブランチ、世界・ふしぎ発見!、ブロードキャスター、サンデージャポンなど。
- スポーツ番組 … ザ・プロ野球、スーパーサッカー、J SPORTSなど。
- バラエティ … 一般バラエティでは関口宏の東京フレンドパークII、学校へ行こう!MAX、アッコにおまかせ!、ズバリ言うわよ!など。 クイズではさんまのSUPERからくりTV、オールスター感謝祭(年2回特番)など。
- 音楽 … うたばん、CDTV、輝く!日本レコード大賞など。
- ドラマ … ナショナル劇場特命!刑事どん亀、月曜ミステリー劇場(→月曜ゴールデン)、橋田壽賀子ドラマ渡る世間は鬼ばかりほか(2006年現在)
- 報道特別番組については、JNN系報道特別番組を参照。
- 特別番組 … 史上空前のアドベンチャーパーク「DOORS」(2005年9月19日、2006年1月4日(再放送))、コトバーチャランド(2006年1月1日 23:45~25:09)、ニューイヤー駅伝(2006年1月1日 8:30~14:30)、さんま・玉緒のお年玉あんたの夢をかなえたろかスペシャル(2006年1月4日 18:30~20:54)、TBSテレビ50周年新春ドラマ特別企画・里見八犬伝(2006年1月2日、3日 21:00~23:24)
- この他にもドミノ倒し・世界記録への挑戦!も放送された。
東京放送(TBS)で流れるCM
- 詳細はTBSテレビ#TBSテレビで流れるCMを参照
アナウンサー
2005年現在は子会社・TBSテレビへの出向という扱いであるが、番組はテレビ(ビーエス・アイを含む)、ラジオ双方に出演している。
男性
女性
歴代アナウンサー
異動したアナウンサー
- 男性
- 女性
- 川戸惠子(解説委員)
- 小笠原保子(1989年入社、報道局記者)
- 牧嶋博子(1983年入社、報道局記者)
退社したアナウンサー
男性
- 青木靖雄(現在は嘱託としてTBSニュースバード「ビジネス・ナビ」で東証アローズからのリポートを担当)
- 芥川隆行(故人、ナレーター、「水戸黄門」の初代ナレーションや「スクール☆ウォーズ」などTBSドラマのナレーションで茶の間に長年親しまれた)
- 有馬隼人(アメリカンフットボール選手)
- 生島ヒロシ(タレント、生島企画室会長)
- 池谷三郎(故人)
- 池田孝一郎
- 石井智(故人、主にゴルフやマラソンの実況で活躍)
- 石川顯(1964年入社~2001年夏に定年退職 現在でもフリーのスポーツアナとして活躍中)
- 稲川英雄(故人)
- 榎本勝起
- 大沢悠里(現在、大沢悠里のゆうゆうワイドMCほか)
- 岡部達 (ボクシング中継、3時にあいましょうの司会などを担当)
- 柄沢晃弘(現:WOWOWアナウンサー)
- 川戸貞吉
- 久米宏(キャスター、オフィス・トゥー・ワン所属)
- 小坂秀二(故人。相撲評論家・歯科医)
- 小島一慶(「どうぶつ奇想天外!」ナレーター、アステラス製薬 明日も元気!MC)
- 五味陸仁(定年退職。主に報道番組を担当)
- 近藤美矩(1972年入社~2003年夏に定年退職、現在は嘱託として「ドキュメント258」ナレーションや「TBSラジオニュース」などを担当)
- 下村健一(キャスター、ジャーナリスト。みのもんたのサタデーずばッとレギュラー)
- 杉山真太郎(「水戸黄門」の2代目ナレーター、故人)
- 鈴木史朗(CMA所属のタレント)
- 鈴木治彦(フリーキャスター、評論家)
- 高野昭平(メディア・スタッフ取締役相談役)
- 高橋進
- 多田護(CMA所属、毎年BS-iのマスターズゴルフの放送で登場)
- 田中宏明(ジャーナリスト)
- 土屋統督
- 中村陽介
- 奈良陽(現在CMA所属で社長も兼務、TBSラジオでニュースキャスターとして活躍中)
- 新村尚久
- 林美雄(在籍中に逝去)
- 平野貞一
- 藤田和弘(1994年夏に定年退職)
- 桝井論平(本名は桝井貞之、フリーアナウンサー)
- 松永邦久(現在はCMA常務取締役、TBSアナウンススクール事務局長)
- 松宮一彦(故人、「ザ・ベストテン」の追っかけマンやラジオ「サーフ&スノー」のDJで有名だった)
- 宮内鎮雄(2005年春に定年退職、現在はナレーションを中心に務める)
- 宮澤祐介(1993年入社、報道局記者→アメリカ留学→NGOグループ所属)
- 山田修爾(1969年入社、HDソフト部長、アナウンス部長、経営企画局担当局次長等を経て2005年9月に定年退職、現在はCMA常務取締役。ドリーム・プレス社監修)
- 山田二郎
- 山本文郎(1994年定年3ヶ月前で退職。フリーアナウンサー)
- 吉村光夫(NPO法人鉄道模型の会代表)
- 料治直矢(故人)
- 渡辺謙太郎(故人、メディア・スタッフ元代表取締役会長)
女性
- 雨宮塔子(1993年入社、フリーアナウンサー)
- 有村かおり(1983年入社、現:CMA所属のキャスター)
- 石井和子(気象予報士)
- 今井登茂子
- 岩崎直子
- 宇野淑子(1964年入社~2002年春定年退職、作家)
- 遠藤泰子
- 大沼真理
- 香川恵美子(セントルイス・カージナルスの田口壮選手の妻)
- 木場弘子(千葉大学特命教授、野球評論家与田剛氏の妻)
- 木元教子(評論家)
- 桐本幸子
- 見城美枝子(現:青森大学教授)
- 神津栄子
- 進藤晶子(1994年入社、フリーアナウンサー)
- 須賀雅子
- 菅原牧子(1968年入社、「講談社ラジオブックス」のプロデューサー)
- 戸田恵美子(1987年入社、現:CMA所属のキャスター)
- 中島道(ノンフィクション作家・中島みち)
- 野口雅子
- 福島弓子(シアトル・マリナーズのイチロー選手の妻)
- 藤田恒美
- 三雲孝江(現:イブニング・ファイブキャスター)
- 三崎由紀
- 渡辺真理(キャスター)
- 川田亜子
アナウンサー以外で在籍
男性
- 青柳修(CMA代表取締役社長)
- 秋山豊寛(日本初の宇宙飛行士)
- 井沢元彦(作家)
- 居作昌果(いづくりよしみ、テレビ制作会社『タイクス』元代表、故人)
- 大山勝美(ドラマプロデューサー・演出家、テレビ制作会社『カズモ』代表)
- 久世光彦(くぜてるひこ、ドラマ演出家、作家、故人)
- 小杉隆(元文部大臣)
- 近藤邦勝(ドラマプロデューサー・演出家、テレビ美術会社『アックス』社長)
- 実相寺昭雄(映画監督、故人)
- 新堀俊明(日本大学教授)
- 杉田秀男(元日本スケート連盟理事、フィギュアスケート選手・審判)
- 田畑光永(CMA所属ジャーナリスト、元神奈川大学教授)
- 弟子丸千一郎(TVプロデューサー、テレビ美術会社『アックス』会長)
- 服部晴治(在籍中に死去。TVプロデューサー、大竹しのぶの死別した元夫)
- 樋口潮(『筋肉番付シリーズ』『人間解析ドキュメント・ZONE』などをプロデュース。現在はテレビ制作会社Monster9を設立し、フジテレビの『海筋肉王』などをプロデュースしている。)
- 堀川とんこう(堀川敦厚)(ドラマプロデューサー・演出家・映画監督)
- 松岡憲治(人生評論家、フジテレビの「笑っていいとも!」にもレギュラー出演した)
- 脇田時三(ドラマ演出家・監督、テレビ制作会社『テレパック』代表)
- 渡辺岳夫(作曲家・故人)
女性
オープニング・クロージング(テレビ)
TBSラジオのオープニング・クロージングはTBSラジオ&コミュニケーションズを参照のこと。
- 「赤坂鉄塔」バージョン - KRT開局~1961年3月
- 「モノクロ夕日」バージョン - 1961年4月~1972年12月
- 「ガラス棒」90秒バージョン(ナレーション:藤田恒美) - 1973年1月~1987年9月/30秒バージョン(同) - 1973年10月~1991年9月
- このガラス棒映像は筆記体ロゴが変更になるまで長らく使われた。
- ミクロコスモスバーション(ナレーション:林美雄) - 1991年9月末~1994年1月
- TBSロゴがミクロコスモスに変更されたことから全面的に改められた。CGで万華鏡のような中に太陽系の惑星が次々と出てくる映像。ステレオ化され、音声多重放送のコールサインも告げられる。また、テロップ・ナレーションから「東京放送」の名称が消えた。オープニング・クロージングは共通。周波数などのテロップは順に出てきて奥に小さく消えてゆく。60秒。
- 地球バージョン(ナレーション:林美雄) - 1994年1月~2000年3月
- ミクロコスモスのロゴが不評により変更になったため、音楽・ナレーションはそのまま映像を差し替えた。CGで地球を映しながら、周波数など英語で地球に沿う形で流してゆくものである。
- 獏と子供KRバージョン(ナレーション:ケイ・グラント) - 2000年4月~2001年9月
- 「ジーン」の制定により、全面的に変更となったもの。アニメーションを使い、従来の映像に比べると柔らかい印象になった。なお、「東京放送」の名称は出ないが、「Tokyo Broadcasthing System」の英語名称がナレーション・映像に使われている。
- 獏と子供RXバージョン(ナレーション:林美雄) - 2001年10月~2003年3月
- TBSラジオ分社化に伴い、コールサインが「JORX-TV」となったための変更。
- 現行ショートバージョン(ナレーション:吉川美代子) - 2003年4月~
- 他局同様、放送終了後はフィラー化したため、オープニング・クロージングも簡略化される傾向が強い。このバージョンもその例に漏れない。なお、デジタル放送用もほぼ同じだが、アナログで「Tokyo Broadcasthing System」とコールする部分は、「東京放送です」とアナウンスし、ガラス棒バージョン終了以来久々に「東京放送」の名称が使われるようになった。
キャッチフレーズ
- もうひとつの家族6チャンネル(1980年4月~1981年3月)
- TBS For The Best!(1981年4月~1987年3月)
- もっと素敵に、TBS(1987年4月~1991年3月)
- やるテレビ。ぼくはリアルだ。TBS(1991年4月~1992年3月)
- テレビが好きです。TBS(1992年4月~1992年9月)
- 人間の味がする。TBS(1992年4月~1993年3月)
- テレビ道。TBS(1993年4月~1994年3月)
- YES,TBS.(1994年4月~1996年3月)
- TBS6(1996年10月~1999年4月)
- 夢をつなぐ橋。TBS(1999年4月~2000年3月)
- 未来箱(みらいっぱこ)。TBS(2000年4月~2001年3月)
- TBooS(2001年10月~2004年3月)
- チャンネル・ロック!!TBS(2004年4月~)
本局のアナログテレビジョン放送のチャンネルは「6」であり、デジタルテレビジョン放送のリモコンIDも「6」である。 現在のキャッチフレーズ“チャンネル・ロック!”は「6チャンネル」と「チャンネルはそのまま」をかけており、番組の最後に流れる「クロスプログラム」(次の番組の告知)でも左上に「チャンネル・ロック」と表示される。(関東のみ)
コーポレート・スローガン
- この窓は、キミのもの。TBS(2003年4月~2006年3月)
- 「おもしろくって、ためになる」テレビ局 TBS (2006年4月~)
局マスコット
黒豚をモチーフにしたBooBo(ブーブ)である。
テレビの時刻出し
- 放送開始時~9:53:30(土曜日は9:24:00、日曜日は9:53:00)まで。
- 「みのもんたの朝ズバッ!」と「みのもんたのサタデーずばッと」はカスタムで表示(2つの番組のデザインは別々のもの)。CM中は通常フォントで表示。
- 平日 11:57:45~12:55:20
- 「ピンポン!」第2部内。CM中は非表示。2007年2月26日より表示開始。なお、TBSの場合は他局と違い、正午を「0:00」と表示せずに「12:00」と表示する。
- 平日 16:54:00~18:55:00
- 「イブニング・ファイブ」内。CM中は非表示。
かつては、平日の午前は10:19:00まで(含むCM中)の表示があった。また、1997年10月頃、ごく短期間であったが、月~木曜23:55:00~翌0:49:00の間の表示もあった(CM中は非表示)。
制作映画
- 1980年 天平の甍
- 1992年 課長島耕作(田原俊彦)
- 1993年 高校教師
- 1994年 Jリーグを100倍楽しく見る方法!!
- 1995年 1・2の三四郎
- 1995年 アンネの日記
- 1997年 義務と演技
- 1998年 大安に仏滅!?
- 1998年 アンドロメディア
- 1998年 スプリガン (アニメ)
- 1999年 催眠
- 1999年 秘密
- 1999年 カラオケ
- 1999年 サラリーマン金太郎
- 2000年 ケイゾク/映画 ~Beautiful Dreamer~
- 2000年 はつ恋
- 2000年 クロスファイア
- 2001年 連弾
- 2001年 陰陽師
- 2002年 突入せよ!「あさま山荘」事件
- 2002年 ピンポン
- 2002年 命
- 2002年 DRIVE
- 2002年 マッスルヒート
- 2003年 黄泉がえり
- 2003年 あずみ
- 2003年 恋愛寫眞 College of Our Life
- 2003年 ドラゴンヘッド
- 2003年 陰陽師II
- 2003年 木更津キャッツアイ 日本シリーズ
- 2004年 半落ち
- 2004年 ゼブラーマン
- 2004年 APPLESEED (アニメ)
- 2004年 世界の中心で、愛をさけぶ
- 2004年 下妻物語
- 2004年 Jホラーシアター(感染/予言)
- 2004年 スチームボーイ (アニメ)
- 2004年 いま、会いにゆきます
- 2005年 あずみ2 Death or Love
- 2005年 四日間の奇蹟
- 2005年 NANA
- 2005年 この胸いっぱいの愛を
- 2005年 あらしのよるに(アニメ)
- 2006年 嫌われ松子の一生
- 2006年 日本沈没
- 2006年 涙そうそう
- 2006年 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
- 2006年 NANA2
- 2006年 犬神家の一族
- 2007年 どろろ ~DORORO~(実写版)
- 2007年 そのときは彼によろしく
備考:最近の日本映画は「製作委員会」方式で作られる作品が主流で、TBSが製作・出資に関わる映画は、準キー局の毎日放送も製作委員会に名を連ねている作品が多い。
イベント
- アナフェスタ
- TBSアニメフェスタ
関連制作会社
主なグループ会社
系列放送局各社に関しては「JNN」の項目を参照。
連結子会社
2005年3月31日現在で28社存在する。尚、同年4月1日に株式会社ティ・ビー・エス・ラジオ・アンド・コミュニケーションズは株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズに、株式会社ペックは株式会社TBSトライメディアに各々商号を変更している。
- 株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ
- 株式会社TBSテレビ
- 株式会社TBSサービス
- 株式会社TBSビジョン
- 株式会社日音
- 株式会社緑山スタジオ・シティ
- 株式会社アックス
- 株式会社東放制作
- 株式会社TBSトライメディア
- 株式会社赤坂ビデオセンター
- 株式会社ドリマックス・テレビジョン
- 株式会社プロカム
- 株式会社サウンズ・アート
- 株式会社横浜ベイスターズ
ほか
持分法適用関連会社
2005年3月31日現在で4社存在する。
ほか
その他出資会社
東京エレクトロン株式会社、株式会社トレソーラ、株式会社キッズステーションその他JNN各社を含む70社程度に出資していると思われる(既に売却したものを除く)。
関連法人
- 学校法人東放学園
- 東放学園専門学校、東京アナウンス学院などを運営。設立時はTBSの教育事業本部として発足。放送・映像・音響技術者、アナウンサー・ナレーター、テレビタレントなど、メディア関連人材の養成機関である。現在も現場実習やグループ社員の講師派遣等、TBSとの繋がりは深い。
関連項目
- TBSビデオ問題
- 横浜F・マリノス (公式スポンサー)
- 横浜ベイスターズ(親会社)
- 阪急コミュニケーションズ(元・TBSブリタニカ)
- 通信と放送の融合
- ジ~ン
- 東京レコード(かつてTBS番組関連のレコードを発売していたレーベル)
- ディスコメイトレコード(かつて存在していたTBSグループのレコード会社、販売はビクター音産(現:ビクターエンタテインメント))
- 金曜ドラマ
- 日曜劇場
- JNN
- 新・調査情報 passingtime
- 日本のテレビ局不祥事一覧
- 毎日新聞
脚注
- ^ 例:TBSと業務提携しているCBSは自社制作番組をCBS PRODUCTIONS,INC.やCBS STUDIOS,INC.などの系列会社が制作を行っている。
- ^ 現在、高視聴率の獲得に躍起になっているが、近年のTBS一部バラエティー番組の番組製作方法が視聴率至上主義的で放送倫理の観点で一部から問題視されているという事実もある。
- ^ 当時、ラジオでは既にCMを解禁していたがテレビは「ビデオ問題」の反省と、当時の消費者金融会社の企業体質がネックとなっていた。
- ^ フジテレビジョンとの合同出資によるム・ーハや、フジ及びテレビ朝日との合同出資によるトレソーラ。
- ^ ワイドショー全廃を機に始まった番組が『はなまるマーケット』である。当初はつなぎの予定だったが、結果10年以上も続いている番組となっている。
- ^ この間、NEWS23第2部をネットしている放送局は『ドキュメントD・D』などを代替番組として放送。『NEWS23』第2部をネットしていない放送局は通常の編成で放送。
◆◇関東地方のテレビ局◇◆ ◆◇NHKの放送局 総合1ch・教育3ch(2ch)◇◆ |