瀧川鯉かん
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瀧川 鯉かん(たきかわ りかん)は、落語家の名跡。現在は空き名跡となっている。
- 初代 瀧川 鯉かん(?)は初代三升亭小勝門下とされる。音曲噺を得意とした。噺家一座出身で生涯この名だったと言う。
- 2代目 瀧川 鯉かん(1832年4月4日 - 1909年10月25日)は前名は鶴賀鶴太夫、同じく音曲噺を得意とした。初代春錦亭柳桜の弟子。本名は高橋兼次郎。享年77才。
- 3代目 瀧川 鯉かん(1873年11月13日 - 1929年10月3日)は4代目春風亭柳枝の門で4代目春風亭梅枝、2代目談洲楼燕枝の門となり、1912年に3代目襲名。本名は矢島金太郎。享年56才。
[編集] 出典
- 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X