ノート:物真似
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
記事の内容にものすごい偏りがあると感じます。0null0 2004年7月4日 (日) 16:31 (UTC)
- どの部分ですか? いや素直にわからなかったので、具体的にご指摘願います。また僕が書いた部分で、なにか事実誤認に基づくものだったら素直に謝ります。死郎 2004年7月5日 (月) 13:46 (UTC)
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- こんにちは。0null0さんが感じたことと私が感じたことは違うかもしれませんが、自分も偏りというか、この記事に違和感を覚えています。簡単に言うと、「概要」で、物真似の起源について触れた後、すぐに現代日本の演芸として限定された物真似の話題と、その芸人の一覧になってしまう点です。
- もちろんこれは、発展途中の記事にはよくあることであり、それほどおかしなことではないかもしれません。気になった人が好きな時に加筆し、協力しあって良い記事に育てていけば良いだけでしょう。
- ただ、こんな事も思いました。
- 現代の物真似よりずっと以前に触れるべき事としては、散楽や猿楽、能、世阿弥の展開した物真似に対する考察などがあると思います。また、その昔、演劇の起源に関する記録として考えられていたものに、日本神話における海幸彦山幸彦の、物真似のエピソードがあります。このエピソードが歴史的事実かどうかは疑わしいですが、触れた方がいいことだとは思います。一方古代ギリシャでアリストテレスが記した『詩学』にも、演劇論・俳優論的記述のなかに「模倣」に関する考察があります。これは触れるべきでしょう。ルネサンス以降の舞台芸術にも、方法論中に物真似的なことを積極的に取り入れたものがあるように思います。
- とまあいろいろ書けることはありそうなのですが、それらを概要中に書き加えたとしても、その後の現代の芸人に関する記述ならびに「一覧」との間に、整合性が保てるかどうか、自分には自信がありません。なんだかちぐはぐな印象を与えてしまうのではないかという心配があります。
- ネタはいろいろありそう、というよりは膨大な事象を考察していかないととても書けない項目だと思います。上に書いたことは舞台芸術に関することだけですが、文化人類学的な観点からの分析もできると思います。もう本気で考察していったら、芸とはなにか、いや、人間とはなにかってところまで行っちゃうような話題だと思います。
- そういう巨大な項目も、軽いノリで書き始め、育てていけるのが、Wikiの良さだとは思っています。が、杞憂かもしれませんが、物真似芸人の一覧記事(現代の物真似芸自体には深く敬意を抱いております)的なものになっていきそうな事は、私個人の感情としてはなんだか残念ですし、むなしさも覚えなくはありません。(こんなこと書くべきではないかもしれませんが。)一番下の「ものまね番組」という見出しがなんだか怖いです(笑)。
- とはいえ、この項目を立てた方や死郎さんのように、概要に歴史的事実を記述しようとする方もおられるので、それほど悲観しているわけでもありません。もう少し様子を見ようと、結局は思っています。
- ひとまず以上です。勝手なことばかり書いていてあまり参考にならないかもしれませんが御容赦を。MH 2004年7月7日 (水) 19:19 (UTC)