生活バスよっかいち
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生活バスよっかいち(せいかつバスよっかいち)とは、三重県四日市市においてNPO法人生活バス四日市によって運営されるコミュニティバスである。NPO法人によるバス運行のさきがけ的事例となっている。運行は三重交通に委託している。
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[編集] 概要
2002年2月に三重交通から利用客の減少などを理由として5月末に垂坂線の廃止が通達された。このとき、地元である羽津地区においては、バスがなくっては困るという意見がアンケートを通じて多く市に寄せられたものの、四日市市は路線の存続や代替処置に関して誠意ある対応がとられなかった。しかし、このままでは不便になるため、今ある交通機関を代替するだけではなく、車を使えない、使いにくい住民の生活の補助だけではなく、新たな公共交通のニーズを創出する事を目標として、費用は、地域企業からの協賛金を得地域住民が主体である公共交通の運行、企画に携わることとなった。
試験運行開始当初は、任意団体「生活バス四日市運営協議会」を設立し、地元企業から協賛金をあつめて、無償による運行を行っていたが、平成15年度の本格運行を機にNPO法人「生活バス四日市」の認定を受るようになり、1乗車100円の運賃をとる方法に変更した。その後、行政による支援も行われるようになった。
[編集] 現行路線
- スーパーサンシ~~東垂坂~いかるが~別名四丁目~四日市社会保険病院~かすみがうら駅かすみがうらクリニック
- 一部の便は四日市社会病院を経由せず、くわしん前の次はかすみがうら駅かすみがうらクリニックとなる。