田勢康弘
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田勢 康弘(たせ やすひろ、1944年10月8日 - )は政治ジャーナリスト。
中国黒龍江省に生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本経済新聞社に入社。政治部記者、ワシントン特派員、ワシントン支局長を歴任し、日本経済新聞のコラムニストとして活動。2006年から、早稲田大学大学院公共経営研究科客員教授。
日本を代表する政治ジャーナリストの一人。ワシントン駐在の経験などを通して特に90年代以降積極的な言論活動を行う。日本の政治に対しては常に批判的であり、官僚・政治家に対する批判が目立つ。
政治記者としては、大平首相や宮沢首相と親しかった。宮沢は田勢が一年間のハーバート大学のフェローとして迎えられる際、推薦状をしたためている。なお現自民党幹事長の中川秀直とは彼が日本経済新聞社の記者であった時から親しく、現在も懇意にしているという情報が一部メディアで報じられている。
[編集] 著書
- 政治ジャーナリズムの罪と罰
- 豊かな国の貧しい政治
- 総理の座
- 指導者論
- ジャーナリストの作法
- 島倉千代子という人生
- メディアと政治―日米メディア・ダイアローグ
- だれが日本を救うのか
- ジャーナリストの冒険
カテゴリ: 日本のジャーナリスト | 1944年生 | 日本経済新聞社