白丸湖
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白丸湖(しろまるこ)は東京都西多摩郡奥多摩町にある、多摩川を堰き止めて造られた湖。存在はあまり知られていない。
[編集] データ
- 高さ 30.3m
- 堤長 61.0m
- 体積 14,161m³
[編集] 白丸湖について
- エメラルドグリーンの水が壮観な、東西に細長い人造湖である。
- 1963年(昭和38年) 東京都交通局が「白丸狭窄地帯」と呼ばれる多摩川断崖の渓谷にダムを造った。これが白丸ダムであり、これによって出来た湖が白丸湖である。
- この湖は同じ多摩川の更に上流にある奥多摩湖とは違い、発電用ダムとしての湖である。直下の白丸発電所で1100KWを発電するほか、御岳にある多摩川第三発電所へも送水している。
- 2001年(平成13年) 国土交通省が魚道を新設し、多摩川に生息する魚の往来が出来るようにした。