白菊 (航空機)
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機上作業練習機白菊(しらぎく)は、第二次世界大戦中期から日本海軍で使用された練習機である。開発・製造は九州飛行機で、機体略番はK11W。
昭和19年3月に制式採用され、航法、通信、射撃、爆撃、偵察を学ぶ機上作業練習機として終戦まで使用された。大戦末期には特攻機として使用された機体もある。
[編集] スペック
- 全幅: 14.98 m
- 全長: 9.98 m
- 全高: 3.10 m
- 機体重量: 2,569 kg
- エンジン: 日立 天風21型 空冷9気筒 515 hp
- 最大速度: 230 km/h
- 航続距離: 1,176 km
- 武装
- 7.7mm機関銃×1
- 800kg魚雷×1または爆弾60kg
- 乗員: 5名
[編集] 関連項目
カテゴリ: 練習機 | 大日本帝国海軍航空機