ノート:百匹目の猿現象
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都市伝説とは、口承やうわさを元にしたものだという説明が一般的(もちろん、メディアが増幅することも現代では多いわけですが)なので、「都市伝説の一つ」との定義には若干違和感を覚えます。個人的な経験ですが、活字媒体によるものでしか、本「現象」についての言及に接したことがないように思います。
- この話は、もともと伊谷純一郎『高崎山のサル』(1954年)に出ていた話です。宮崎県の幸島のサルの芋洗いと、大分県高崎山のサルの芋洗いが同じ時期に起こったことが書かれており、このサルの子孫たちは今も現役で生息しています。本文に「ニホンザルの話は事実でないことが分かっている。」と書かれていますが、この指摘は疑問です。Tetralemma 2004年10月17日 (日) 13:44 (UTC)
http://www.geocities.jp/wakashimu/yota/saru.html
http://www.t3.rim.or.jp/~yoji-t/oshaberi/oshaberi019.html
http://www5d.biglobe.ne.jp/~philter/100saru.htm
こんなところでいかがでしょうか。NiKe 2004年10月17日 (日) 14:04 (UTC)
- 高崎山のサルの芋洗いが1963年なら1954年発行の本には、芋洗いの話はでていないでしょう。わたしが「高崎山のサル」(文庫本)を読んだのは、1975年です。この本には、幸島のサルの芋洗いと高崎山のサルの芋洗いの話が出ていました。いまから19年も前の話なので、いささか記憶違いがあるかもしれませんが、おそらく文庫本にするとき「あとがき」を追加し、その部分に書かれた話だと想います。Tetralemma 2004年10月18日 (月) 16:59 (UTC)
事実とは、1953年に幸島で芋を洗うサルが観察され1962年に高崎山で芋を洗うサルが観察された、ということです。100匹目のサルが芋を洗ったとき、高崎山のサルたちも芋を洗い始めたという話は事実ではありません。また、ライアル・ワトソン(1981年)よりも前の1973年発行の「高崎山のサル」(講談社文庫)に、幸島と高崎山の芋洗いの話がでていたのは事実です。Tetralemma 2004年10月26日 (火) 17:13 (UTC)