盛岡じゃじゃ麺
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盛岡じゃじゃ麺(もりおかじゃじゃめん)は、岩手県盛岡市でわんこそば、盛岡冷麺と並んで「盛岡三大麺」と称される麺料理の一つ。
第二次世界大戦前に中国東北部(旧満州)に移住していた高階勘勝が、大戦終結後に、満州で食べた「炸醤麺(ジャージャー麺)」を持ち込み、盛岡市内で屋台から始まったといわれている。茹でた平たいうどんに、特製の肉味噌とキュウリ、ネギをかけ、好みに合わせてラー油やおろしショウガやニンニクをかけて食べる。食べ終わった後の器に、卵を割り肉味噌を加え、茹で汁を注いでかき混ぜたスープを「鶏蛋湯(チータンタン)」と言う。
基本的には、本場の盛岡で初めて食べられるものだが、岩手県外でもじゃじゃ麺を食べさせる店が、少しだがある(東京都では三軒茶屋の「じゃじゃおいけん」)。盛岡の本場のお店の中には、じゃじゃ麺の地方発送サービスをしている店もある。