相鉄トフ400形貨車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トフ400形(とふ400がた)は、相模鉄道に在籍していた無蓋貨車(緩急車)である。
[編集] 概要
神中鉄道時代の1928年(昭和3年)に服部製作所でNo.400~404の5両が製造された。車両中央に車掌室が配された合造車となっており、同型の車両は他の私鉄でも見受けられた。旧・神中鉄道時代からの車両で、かつてはED10形電気機関車が牽引する貨物列車の最後尾に連結され、本線上を走行する光景を見ることができた。
1978年(昭和53年)にNo.404が、1992年(平成4年)にNo.401~403が廃車された。1994年(平成6年)に最後まで残ったNo.400が廃車されたが、この1両のみかしわ台工機所に保存されている。
カテゴリ: 鉄道関連のスタブ項目 | 鉄道車両 | 相模鉄道