真性院
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真性院(しんしょういん、? - 寛政6年6月2日(1795年6月28日))は、江戸幕府11代将軍徳川家斉の側室。水野忠芳の娘。名はお梅(うめ)。
寛政4年(1792年)、奥入りして家斉第1子・淑姫付きの御抱守となる。当時、淑姫は数え年で4歳であり、乳母や御抱守を必要とする年齢ではなかったため、お梅の奥勤め当初の役職は御次であったとする説もある。
出仕したその年に御中臈に昇進し、寛政6年、家斉との間に3男にあたる男子を出産したものの、生まれた子はその日の内に没してしまった。産後に体調を崩したものか、お梅自身も同年6月2日に死去する。遺骸は石川伝通院へ送られた。
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