矢野卓見
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矢野 卓見(やの たくみ、1970年1月3日 - )は、日本の総合格闘家。烏合会主宰者。東京都杉並区出身。身長171cm、体重65kg。通称「ヤノタク」または「東洋の神秘」。
[編集] 来歴
子供の頃はプロレス少年で格闘技を始めたのが22才の時という遅咲きの格闘家。
始めは柔道を、その10ヶ月後、体力に少し自信がついてから骨法會(こっぽうかい)に入門、3年間程学ぶも方向性の違いにより道場側と衝突し、矢野は骨法會を離れる。その後「烏合会」を立ち上げ、独自の理論を追求。そして格闘技大会コンテンダーズで見せた技、センタク挟みで格闘技関係者の注目を集める。当初は「烏合破門会」と名乗っていたが、骨法側から「破門してない!」とクレームがあったため、「破門」の2文字を外している。
2000年、2001年には寝業のオリンピックと言われるアブダビコンバットにも出場。関節技の技量には定評があり、独特の戦闘スタイルから「東洋の神秘」の異名を持つ。 ラウンド終了後には「リング上で倒れ込み失神状態」だが、次のラウンドには「元気に復活」している姿を見せることも多く、初めて目の当たりにした外国人選手は幻惑されることもある。
現在、西東京市に骨法烏合會矢野道場を構える。自らをエセ骨法と呼ぶことにより骨法會に対するアンチテーゼとしているが、その執拗な姿勢を問題視する声も多い。
ひとつの団体に属すことを嫌い、コンテンダーズ、パンクラス、リングス、MARS、DEEP、ZSTなど様々なリングを転戦している。
[編集] その他
- 某掲示板に矢野らしき人が書き込むことがあるが、本人かどうかは定かではない。
- 女性の格闘技(いわゆるジョシカク)を快く思っていない。過去に、出場が予定されていたパンクラスの興行を、女性の試合があるために出場を辞退したことがある。
- 2005年12月31日のK-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!において、中尾"KISS"芳広のセコンドを務めていた矢野が、舞台裏でヒース・ヒーリングのセコンドに殴りかかったものの返り討ちに遭い一撃で失神させられたという情報があるが真意の程は定かではない。
[編集] 外部リンク
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