石屋川車庫
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石屋川車庫(いしやがわしゃこ)は兵庫県神戸市東灘区の石屋川駅付近にある阪神電気鉄道の高架式車両基地である。ただし、地元で「石屋川車庫」と言うと、神戸市バスの石屋川車庫を意味する場合もある。神戸市バスの石屋川車庫は、阪神電鉄の石屋川車庫よりも約700m北に位置している。
ここでは、阪神電気鉄道の石屋川車庫のみ詳述する。
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[編集] 概要
- 日本初の高架式鉄筋コンクリート製の車庫である。ただし阪神・淡路大震災で崩壊したため、現在の車庫は1996年に建造されたものである。
- 基本的に赤胴車(急行系車両)の車両が入庫する。
- 高架下の震災前は住友ゴム工業の倉庫として使用していた。震災復旧後はコーナンが出店していたが、撤退してしばらくは空きスペースだった。のちにコジマが出店していたが、それも撤退して現在はコーナンの倉庫として使用している。
[編集] 歴史
- 1967年(昭和43年) - 開設
- 1995年1月17日(平成5年) - 阪神・淡路大震災により高架の柱が折れて線路が車両もろとも地面に落ち、大部分の車両が被災。急行用・普通用の合計38両が廃車の憂き目に遭う。
- 1996年3月20日(平成6年) - 車庫再建・復旧。この時、最大収容両数を76両より84両に拡大する。
[編集] 入出庫線
- 大阪方に存在し単線である。
[編集] 関連項目
- 鉄道車両の検査
- 尼崎車庫
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