磐窟渓
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磐窟渓(いわやだに)は、岡山県高梁市(旧川上町・備中町)にある景勝。磐窟渓(いわやけい)、また磐窟谷などと表記する場合もある。国の名勝(昭和6年指定)。
一帯は阿哲台と呼ばれる石灰岩台地で、この磐窟渓は成羽川の支流、布瀬川が長い歳月を掛けて石灰岩とチャートによって形成された台地を浸食することで形成された。そのため至る所に岩山が屹立しており、勇壮な景観を誇る。植生も豊富で、暖地性、湿地性、亜寒帯性のほか石灰岩質特有の植物も多く見られる。また、この磐窟渓の中腹にはダイヤモンドケーブと呼ばれる天然の鍾乳洞、磐窟洞があり、壮観である。
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