福田雅章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福田雅章(ふくだ まさあき、1938年7月22日 - )は法学者、弁護士。専門は犯罪学、刑事政策。安楽死、受刑者問題、死刑、少年法、治安政策、子供の権利などについて独創的な研究を多くした。実践的行動も多く、一連のオウム真理教事件に関連して、当事者に会いに行き、テレビでも多く発言、一橋大学の刑法講座に信者を招くなどの活動をした。また子どもの権利に関する国連特別総会日本政府代表団顧問なども務めた。
植松正に研究者になることを勧められ大学院に進学した。
[編集] 学歴
- 1951年 町立町沢小学校卒業(長野県佐久市)
- 1954年 世田谷区立梅ヶ丘中学校卒業
- 1957年 東京都立戸山高等学校卒業
- 1962年 一橋大学法学部卒業(植松正ゼミナール)
- 1966年 一橋大学大学院法学研究科修士課程修了
- 1971年 フルブライト奨学生としてハーバード大学に留学
- 1972年 ハーヴァード大学法科大学院修了 修士号(LLM)取得
- 1974年 一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学
[編集] 職歴
- 1972年 ハーヴァード大学法科大学院研究員(日本法ゼミナール担当)(~73年)
- 1974年 大阪大学教養部専任講師
- 1976年 大阪大学教養部助教授
- 1983年 一橋大学法学部助教授
- 1984年 一橋大学法学部教授
- 1987年 カリフォルニア大学バークレー校客員教授(~89年)
- 2003年 山梨学院大学法学部教授
[編集] 社会的活動
- 1996年 第1回子どもの権利条約 市民・NGO報告書を作る会代表(~98年)
- 2000年 第2回子どもの権利条約 市民・NGO報告書を作る会代表
- 2000年 子どもの権利に関する国連特別総会日本政府代表団顧問
- 2002年 Defence for Children International(DCI)ジュネーブ本部理事