私立彩陵高校超能力部

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日本の漫画作品

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『私立彩陵高校超能力部』（しりつさいりょうこうこう・ちょうのうりょくぶ）は、石田あきらの漫画作品。

掲載誌「コミックシード!」（ぺんぎん書房）が休刊の憂き目にあい打ち切りの形になっていたが、現在はcomic REXにて連載再開中。アニプレックスよりドラマCDが発売された（これに先駆け、公式サイト上でweb配信されたり、コミックマーケットにて第1話収録分のCDが無償配布された）。

[編集] 作品解説

本作は超能力の存在が認められた世界で、超能力者によって結成された「超能力部」を舞台にして描かれる学園漫画である。基本的には部活内の騒動がテンポよくコメディタッチで描かれるが、作者の得意分野である為かいわゆる「バトルマンガ」のようになることもある。また作品の展開は毎度唐突であるため、作品としての安定感には欠ける部分もある。

[編集] 登場人物

部長 ヨイチ　ミコト（2年）

明るく活発な超能力部部長の2年生。身長156cm。持ち前の行動力で皆を引っ張るが、超能力を乱発しまくるせいでもめ事が起こることもしばしば。
- 得意な超能力「念動力（サイコキネシス）」
  
  範囲内の物体を手を触れないで自在に動かすことができるという能力。ただし動かせる物体の数は決まっている。
- さらに「瞬間移動（テレポート）」
  
  自分一人しか出来ない上に、得意ではないので一度の使用で昏倒するほど消耗も激しいため連続して出来ない。呆れた事に、ゴロツキとドンチャカの真っ最中にぶっつけ本番で発現した。
副部長 カシムラ　マサト（2年）

超能力部副部長の2年生。身長178cm。常にやる気のなさそうな顔をしているが、やるときはやる男。意外とモテる。小さい頃から自身の超能力で何度も死にかけた為、かなり頑丈。
- 超能力「偶然」
  
  通常起こりえない事が偶然に引き起こされるという能力。数ある超能力の中でも、かなりイレギュラーな能力のようである。意識的に使うことは出来ず、なにが起こるかも予測できないというデメリットの多い能力であるが、本人はあまり気にしていない様子。
フジミヤ　サキ（1年）

超能力部の1年生。身長158cm。メンバー内ではわりと普通の性格。だが時々とんでもなく突飛な行動をする。料理が恐ろしく下手。メンバーが足りなくなった超能力部の勧誘をうけて入部した。
- 超能力「集団転送（マス・テレポート）」
  
  認知した対象者を瞬間的に他の場所へ移動させることができる。対象者の生命力を消費して使用するために生命力を持たない無生物は移動できず、したがって対象者が裸になるという現象が起きてしまい、本人はかなりコンプレックスをもっている。
スガワ　フミヲ（1年）

超能力部の1年生。身長144cm。物静かで感情をあまり外に出さない女の子。ポーカーフェイスだがけっこうシャイ。空手が得意で、すごく強い。
- 超能力「鋭敏感覚（シャープ・センス）」
  
  五感のすべての能力が高まり、それに対応して身体能力も向上するという能力。過去にこの能力が判明したことによって空手を辞めてしまったが、現在は再び始めている模様。
ササキ　シロウ（1年）

超能力部の1年生。身長158cm。やさしく生真面目な性格。メンバーのなだめ役。地味。
- 超能力「生命力委譲（ドラマCD付属の冊子より抜粋）」
  
  自らの生命力を、手のふれた対象に送り込むことができるという能力。ちなみに無生物に行うと熱が発生する。体一つとお酒があれば熱燗がつくれる優れた（?）能力。