稲積水中鍾乳洞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
稲積水中鍾乳洞(いなづみすいちゅうしょうにゅうどう)とは大分県豊後大野市三重町にある日本最大の水中鍾乳洞。元々水中にあった鍾乳洞を観光開発のため水位を下げた洞窟。 空洞は1,000mあり、洞窟潜水探検家の調査により水中洞窟は1,000m以上、水深70m以上ある。氷河期(20万年前)に形成された鍾乳洞が、阿蘇山大噴火(8万5千年前)により水没して現在の形を形成している。日本名水百選・白山川として認定されている、日本一長い水中洞窟である。
アクセス方法としては、JR豊肥本線の三重町駅下車、大野交通(大分バス)(三重~白山線)を利用する。
[編集] 見所
- 水中洞
- 仙人の淵
- 竜の牙(新・幻の淵)
- 底なしの淵
- 観光開発前は水深30mあったが、現在は水深7m。
- 水中の黄金石
- 幽玄の滝
- 秀麗閣(新・竜宮城)
- 鬼の岩屋
- 古城
- 竜神の門(新・子宝観音)
- 新・夢のカーテン
- ヘリクタイト(新・新生ヘリクタイト)
- 雲上界
- 久遠の淵
- 示現の淵
- 奥から水が流れ込む穴と手前に流れ出る穴の二つがある。西日本洞窟潜水研究会による太りロープが中央に張られている。
- 新生洞
- 黄金柱
- やすらぎの池
- 仏の里
- 乱雲洞
- 名残りの池
- 大サンゴ洞
- 雲上の滝