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算用数字(さんようすうじ)は、日常生活において計算とくに筆算などのため用いる数字。0の使用と位取り記数法が最大の特長である。インドに始まり、ヨーロッパによって国際的に通用するようになった。
現在の日本や欧米では、インド亜大陸を発祥地としてアラブ・ヨーロッパを介して国際的に広まった「アラビア数字」を指す。他方、算用数字の発祥地インド(ヒンディー語など)、イラン周辺(ペルシア語など)、アラブ圏東部(アラビア語)やタイ(タイ語)では、それぞれ独特の算用数字を用いている。