糸井渓谷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
糸井渓谷(いといけいこく)は兵庫県朝来市北西部、兵庫県と京都府の県境の床尾山(標高843m)を源とする糸井川上流にある景勝渓谷。出石糸井県立自然公園に属する。
「床尾の三滝」「不動の滝」などの滝群や「甌穴」が見られ、初夏の新緑と秋の紅葉の名所として知られている。 床尾山の麓、渓谷の最も上流に在る樹齢2000年の桂「糸井の大カツラ」までハイキングコースが整備されている。
目次 |
[編集] 糸井の大カツラ
西床ノ尾山山麓の糸井渓谷最奥に存在する樹齢2000年、樹高35mの巨木で、朽ちて空洞となった主幹の周囲を約80本の孫生が覆う。 衣木とも呼ばれ、神木として奉られている。
- 孫生全周 - 19.2m
- 主幹(空洞)内周 - 12.5m
- 樹高 - 35m
- 樹齢 - 約2000年
- 枝張り - 東西40m・南北33m
- 国指定天然記念物
[編集] 所在地
〒669-5237 兵庫県朝来市和田山町竹ノ内
[編集] 交通アクセス
JR山陰本線 和田山駅から全但バス「竹ノ内」下車 徒歩30分