肢体不自由児
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肢体不自由児は、学校教育法で障害をもった子供の分類のひとつとして挙げられているものである。健常児と一緒に授業を受けるのに困難があるほどの肢体不自由児は、特にそうした問題をもつ子供のためだけの養護学校が設置されている。しかし、単に四肢のいずれかに機能の不全がある程度の子供は、考えたり、覚えたり、またそれを表現する能力に問題がなければ、普通クラスに入って、一緒に学んでいるのが通例。肢体不自由児のための養護学校に通う子どもたちは、かなりの子供が重度の肢体不自由児と呼ばれるような子供が、普通クラスなどで本人にとって充分な教育が受けられず養護学校に転校した子供である。