自爆
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自爆(じばく)とは、火薬・爆発物などを自らの中に抱え込み自分の本体もろとも爆発すること。転じて、自らのミスで良い成績を逃したり、地位を失うという意味でも用いられる。後者は自滅とほぼ同意味である。
自爆には、大別して三種類ある。一つは、爆発物などを抱え込んでいる場合に事故により爆発すること。二つ目は、ロケット・ミサイルなどがコースを外れた場合に、他所へ危害を加えないために爆発し、本体を破壊すること。三つ目は、自己の身体の犠牲を伴いつつ、他所へ攻撃を行う自爆攻撃・自爆テロである。
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[編集] 軍事における自爆
自爆攻撃・自爆テロの用語は、必ずしも爆発物を伴うわけではなく、生還を期しがたい無謀な自殺的攻撃にも用いられる場合がある。
[編集] 自爆による特殊攻撃
(他の特殊攻撃は、特攻を参照) 各地の戦線で行われた特殊攻撃の一つであり戦局の悪化に伴い頻繁にとられた戦法でもある。 惨状と見せかけ、隠し持った手榴弾を爆発させるものと、爆発物を抱いての目標での爆発がある。 後者も前者も命の保障はなく、又戦況の悪化により死にそうなものに医療が出来ないことからピンを抜いた手榴弾を持たせ、 時限装置代わりに使ったとの証言もある。
爆弾三勇士は自爆と思われがちであるが、士官が破壊筒の導火線を計算の半分以下にしたことから起きた事故であり、この士官は軍事裁判にかけられている。
[編集] その他の自爆
ロケットの打ち上げにおいては、失敗してコースを外れたロケットによる被害を避けるため、自爆による爆破処理が行われることがある。
フィクションにおいては、劇的な効果を狙って用いられる以外に、「ネタ」「落ち」として用いられることもある。
他者を巻き込んで自滅する場合に留まらず、自滅行為全般を自爆と表現することもある。
郵便局員がノルマを達成する為にラーメンなどのゆうパックを自腹を切って注文することを自爆と表現することもある。
[編集] 関連項目
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