芦田教式
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芦田教式(あしだきょうしき)は、芦田惠之助が創始した国語の授業の形態。1時限の授業を7つの区切りで行うため、七変化(しちへんか)の教式とも呼ばれる。授業の中心に教材を視写する時間を設けているのが特徴。
七変化は以下の通り。
一、よむ
- 教材を数人の児童に音読させる。
二、とく
- 読み得た感想を話し合い、本時の学習のめあてをつかむ。
三、よむ
- 教師の範読。
四、かく
- 教材を視写する。 - 芦田教式の特徴。子どもは自分のノートに視写し、教師は同じ内容を板書する。
五、よむ
- 板書した内容を、音読する。学年により指斉読や次の子どもに読ませたりする。
六、とく
- 板書した内容を取り扱う。
七、よむ
- 本時の学習を振り返りながら、板書した内容を指斉読する。