花火百景E
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花火百景E(ハナビヒャッケイE)は、2003年にエレコが開発・販売したパチスロ機である。
[編集] 概要
あの『大花火』が、アルゼグループとしては初の14インチ全面液晶での復刻ということで、当時大花火フリークから注目を浴びた。元々花火シリーズはすべてアルゼ名義(『ハナビ』はユニバーサル)でのリリースだったにも関わらず、エレコ名義でリリースされることについても話題に上がった。
もちろん、リール配列は『大花火』と同じ。ゲーム性も基本的には『大花火』と同様で、レギュラーボーナス確率を引き下げビッグボーナス確率を引き上げることで一部機械割が変更となった。
液晶演出により、大花火とは違いリアルに近い美しい花火が打ちあがるということで、多くのプレイヤーが初めてお目見えするアルゼディスプレイの美しさに驚愕した。更には、RT仕掛けの演出はボーナス成立の可能性が高く、本来は1枚掛けで解除できるものの敢えて最後の演出まで楽しむというプレイヤーも多く存在した。
元々『大花火』自体大ヒットしファンが多かったこともあり、本機に至っても大ヒットしたものの、大花火ファンから演出について賛否両論あった。それでも『大花火』はソレノイドゴトによる被害が多かったこともあって、ホール側も積極的に入れ替えする傾向があった。