萩原朔美
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萩原 朔美(はぎわら さくみ、1946年 11月14日- )は、日本の映像作家、演出家、男性俳優、エッセイスト。東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。多摩美術大学教授。小説家でダンサーの萩原葉子は母、萩原朔太郎は母方の祖父。
寺山修司主宰の演劇実験室「天井桟敷」に在籍し、俳優として活動の後、映像作品の制作に取り組み、時間や記憶をテーマにした作品を制作。 舞台作品の演出も多数。 1970年代に雑誌「ビックリハウス」を創刊し、初代編集長をつとめた。 1981年、多摩美術大学講師。
目次 |
[編集] 映像作品
- 『少年探偵団』(1968年)
- 『TIME』(1971年)
- 『KIRI』(1972年)
- 『メモリー1~7』(1972-1974年)
- 『日曜日に僕が見たもの』(1973年)
- 『Drama』(1974年)
- 『2月20日』(1988年)
- 『クローズド・グラス』(1991年)
- 『映像書簡1~9』(1979-2003年)[かわなかのぶひろとの共作]
[編集] 著書
- 『赤い自転車』(青娥書房、1974年)
- 『どこへと聞かれて』(青娥書房、1974年)
- 『ライフスタイル』(青娥書房、1976年)
- 『時間を生け捕る』(フィルムアート社、1976年)
- 『夕焼け遊園地』(エルム新社、1977年)
- 『天使の声』(大和書房、1978年)
- 『深夜の電話』(皓星社、1979年)
- 『6人のガールフレンズ』(CBSソニー出版、1980年)
- 『定点観測 メディアの幻と夢の企画書』(パルコ出版、1987年)
- 『東京セレクション―暮らしたまち・暮らしたいまち〈花の巻〉 住まい学大系』(住まいの図書館出版局、1988年)
- 『コラムちゃくちゃ』(PHP研究所、1990年)
- 『思い出の中の寺山修司』(筑摩書房、1992年)
- 『砂場の街のガリバー』(フレーベル館、1995年)
- 『「演劇実験室天井桟敷」の人々―30年前、同じ劇団に居た私たち』(フレーベル館、2000年)
- 『毎日が冒険』(三月書房、2002年)
[編集] 共著
[編集] 受賞歴
1979年 長岡現代美術館賞(第11回東京版画ビエンナーレ)