蔵元三四郎
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蔵元三四郎(くらもとさんしろう)は日本の脚本家。日本脚本家連盟理事。
- 1985年(昭和60年)「太陽にほえろ!」でデビュー。小川英主宰「英塾」の1期生。第2作は高橋英樹主演の「遠山の金さん」。それ以降小川英との共作で刑事ドラマや時代劇、サスペンスで活躍。
- 小川英との共作から離れて「ザ・刑事」「真夏の刑事」「江戸の用心棒」「姫将軍大あばれ」なども執筆した。
- 小川英が1994年に亡くなるとテレビドラマから姿を消した。クイズ番組の構成やアニメ、ゲームソフト、舞台、出版プロデュースなどに進出した模様。
- 2001年からインターネット塾「クラム」を開設。「育てて売り込む」をスローガンに後輩脚本家の育成にあたっている。塾開設と同時に塾生たちとの共作で文士劇の舞台台本を手掛け、衆参議院の政治家やベンチャー企業創業者などと「世直し劇」を始めている。育てた塾生たちが懸賞公募で受賞したり活躍しているようだが、運営しているネット塾のホームページでは明かしていない。2006年は新たに「ネットドラマ」を始めた模様。クラムHPで「久々の塾長単独執筆」と告知しているが、その詳細は不明。