薩摩狂句
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薩摩狂句(さつまきょうく)は、狂句の一種で鹿児島県(とくに西部)で創作され、鹿児島弁を用いておこなわれる。
地元では、テレビ・ラジオ・新聞で作品を紹介することが頻繁にあり、地域によって名称を変えた狂句のサークルがある。
[編集] 概要
- 句全体に鹿児島弁の特徴を用いる。
- 5-7-5縛り、字余りは許されない。
- たとえば「受験生」を「じゅけんせい」と読むことが出来るが、「浪人生」を「ろうにんせい」と読むことは出来ない。この場合は「ろにんせい」のように無理やり縮める。
- 動詞で終わる場合は最後が「っ」になる。
- 「来る」は「来(く)っ」、「回る」は「回(まわ)っ」
- 唱(しょう)をつける場合がある。
- 唱とは、本句とは別に7-7または7-5のオチをつけること。
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