藤原清正
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藤原清正(ふじわら の きよただ、生年未詳-天徳2年(958年))は、平安時代中期の公家・歌人。藤原北家良門流に生まれる。藤原兼輔(堤中納言)の次男。母については不明だが、『後撰集』に「清正母」の歌が見える。兄弟に藤原雅正と保正、姪に紫式部がいる。藤原光舒の父。最高位は従五位上であったが、官は左近衛少将まで進んだ。
歌人としては、三十六歌仙の一人に数えられており、『後撰集』等いくつかの勅撰和歌集に、計31首が見られる。私家集に『清正集』がある。