言語交換
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言語交換(げんごこうかん、Language exchange)とは、日本人が日本語を必要としている外国人に日本語を教えるとともに、その外国人が母国語としている言語を日本人に教えることを言う。
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[編集] 概要
外国人が日本人に英語を教える代わりに、外国人が日本語を習うという形式が日本で行われている最も一般的な言語交換の形式である。
言語交換を希望するものはインターネットの掲示板やフリーペーパー等の媒体に自己紹介等を掲載し、その情報に興味を持った閲覧者が掲載者にコンタクトを取ることで言語交換をはじめる事例が多い。言語交換は主に喫茶店やレストラン等で行われる。
Win-Winの関係であるため、基本的には喫茶代金以外の料金が不要である。
[編集] メリット
- 関係者の都合のよい時間で行うことができる。
- 1対1の英語レッスンも可能となる。
- 言語交換にかかる費用が安価である。
- 言語交換を通じて外国人の知り合いを作ることもできる。
[編集] デメリット
- インターネットの掲示板のような不特定多数が閲覧する媒体から相手を見つける場合、いくらかのリスクが伴うことがある。
(異性を言語交換の相手とすることは注意すべきである。)
- 相手が日本語にまったく精通していない場合は、日本語を教えることにたいへんな労力を伴う。それにより言語交換の関係が自然消滅することもある。