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諸葛緒(しょかつしょ、? - 273年?)は三国時代の魏の武将。諸葛沖の父、諸葛詮・諸葛玫の祖父。
雍州刺史を務め、鄧艾の配下で文欽の乱の制圧に働きがあった。
263年、司馬昭により鍾会、鄧艾とともに蜀攻略の指揮官に任命された。漢中を抜き、姜維の退路を断つべく橋頭を押さえたが、姜維の陽動作戦にはまり退却を許してしまう。この一件で鍾会により責任を問われ、兵権を剥奪され都に返されてしまった。
その後は特に罪に問われることなく、晋の時代に太常まで昇進している。孫の諸葛婉は晋の武帝の夫人となった。