警察署長・たそがれ正治郎
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警察署長・たそがれ正治郎(けいさつしょちょう - せいじろう)は、テレビ東京系列で水曜21時~22時48分の水曜ミステリー9枠で放送されているシリーズの一つ。第1作が2005年7月6日に放送され、以来3作が制作・放送されている。原作・原案は松田美智子である。
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[編集] タイトル名
- 警察署長・たそがれ正治郎 隅田川不連続殺人(2005年7月6日)
- 原作は、松田美智子の「絶体絶命」(幻冬舎文庫)。
- 警察署長・たそがれ正治郎2 隅田川殺意の連鎖(2006年3月15日)
- 原作は、松田美智子の「華やかな喪葬―駒沢署別別働班」(祥伝社)。
- 警察署長・たそがれ正治郎3 隅田川殺人模様(2006年11月29日)
[編集] 主な登場人物
- 久米正治郎…片岡鶴太郎
- 階級は「警視」。警視庁総務部より東日本橋署の署長として赴任する。赴任理由は、彼と同期であった前署長が急死したため。永年勤続31年(第1作当時)の警察官としての職歴は事務歴が長く、捜査の第一線をあまり知らない。その事務歴は、犯罪手口のデータベース作りなどであるため、データ重視の一面もある。過去には、警察学校の教官をした事かある。第3作から、署長官舎から署の合同官舎(東日本橋合同官舎)へ移り住む。母方の祖父が昔、浅草で蕎麦屋をしていた事から、子供の頃から見様見真似で身に付いた蕎麦作りの技術は、プロ級である。
- 久米登美江…床嶋佳子
- 正治郎の妻。第3作での合同官舎への引越しには、当初不安であった。だが、第3作のラストでは、千代子から婦人会長・防犯会長の座を引き継ぐ。
- 鈴川副署長…鶴田忍
- 東日本橋署副署長。署員から「ニコニコえん魔」と呼ばれているらしい(理由は、ニコニコしていながら目が笑っていないため)。何も知らない正治郎を一人前の署長にして、本庁に認めてもらおうと思っている。
- 鈴川千代子…重田千穂子
- 副署長の妻。東日本橋合同官舎の婦人会長、防犯会長を務める。副署長いわく「人間防犯カメラ」。副署長は「ちぃちゃん」と呼ぶ。まじめで口うるさい性格らしく、合同官舎の説明には3時間を要す。しかし、その理由は、娘が海外留学させたことが影響している様子。第3作では、ラストで妊娠が判明する。
- 山科警視正…西岡徳馬(第1~2作)
- 警視庁捜査一課長。
- 秋元純雄…畑山隆則
- 階級は「巡査」。東日本橋署刑事課の刑事。
- 北村加奈子…嘉門洋子
- 階級は「巡査」。地域課(第1作)→刑事課鑑識係(第2作~)に所属する。
- 高木刑事課長…菅田俊
- 妻(曽我部あきよ)、子供がいる。
- 権藤管理官…伊藤洋三郎(第3作)
- 警視庁捜査一課・管理官。階級は「警視」。殺人捜査を専従して15年。あだ名は「カラヤン」と言われるくらい、オーケストラの指揮者のような捜査スタイルを持ち、絶対的な自信からか、横から口出される事を非常に嫌う。そのため、正治郎を捜査のメンバーから外してしまう。
- 夏目泉…阿知波悟美
- 東日本橋署刑事課刑事。階級は「巡査部長」。赴任当初の正治郎の教育係となる。警備課、交通課、地域課、生活安全課、交通課に在籍した経緯もあり、所轄署業務に精通している。
[編集] スタッフ
- 脚本…渡辺義則[第1作~第3作]
- 監督…瀬川昌治[第1作]、奥村正彦[第2作]、油谷誠至[第3作]
- 音楽…村山竜二
- 製作…TV TOKYO、BS JAPAN、日本映像
[編集] その他
- 山陰放送では第3作を2007年2月9日に、15:00~16:55の放送枠で放送された。