軌道自転車
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軌道自転車(きどうじてんしゃ)とは、鉄道線路上を走り、自転車のようにまたがって乗車する車両。自転車またはバイク(オートバイ)の部品を使用して製作されている。
[編集] 概要
線路の上を走る自転車、バイクである。自転車のように人力で駆動するものも、バイクのようにエンジンで駆動するものもある。現在、実際に保線作業で使われているものはほとんどエンジン付き。エンジンで動くものは軌道自動自転車という。
エンジン付きの場合、運転方法はバイクと同様にスロットルグリップをひねればよい。
スターターは発動発電機のようなリコイルスタート(勢いよく紐を引くタイプ)の物もある。
[編集] 使用目的
主に保線作業に使われる。また、一般の人向けなどに乗車・運転体験を行っているところもある。小湊鉄道のものは年に2回(5月と11月)、一般の人でも体験運転できる。観光客向けのものとしては、廃線となった旧美幸線のトロッコ王国のものが有名で、客が自分で運転できる。
[編集] 関連項目
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