逆転クイズジャック
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逆転!クイズジャック(ぎゃくてん‐)は1981年6月9日~9月24日の3ヶ月間放送されたフジテレビジョンの帯番組である。
この枠は元々クイズグランプリを放送していたが、1980年末に終了した後、1981年1月からクイズ漫才グランプリをスタートさせた。しかし視聴率が思ったよりも伸び悩み半年で打ち切られたため、番組の内容を再変更し、トランプゲームとクイズをミックスした形式の番組にリニューアルした。司会は片岡孝夫(現・15代目仁左衛門)。しかし、やはり視聴率が伸び悩み、頻繁にテコ入れを行うものの失敗。またスター千一夜も同年9月で終了したことからこの枠はわずか3ヶ月の短命番組となってしまった。
[編集] 対戦ルール
[編集] 前期
- 毎回3組のペアが出場し、12問のクイズを各回答者につき4問ずつ出題する「一問一答形式」に準じたシステムである。
- 回答者はまず出題される前に正解した時に獲得できる賞金(5000円、1万円、3万円のいずれか)が入っているパネルを1枚選び、正解すればその賞金とともにパネルについているイラストも獲得できる。
- 同じイラストの獲得内容に応じ賞品が獲得できる。
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- 星条旗3枚でアメリカ西海岸旅行
- フラダンスのイラスト3枚でハワイ旅行
- お金持ちのイラスト3枚で賞金100万円(当時は懸賞規定で100万円を越えるとチャリティーに廻された)
- またオールマイティーカード(力瘤のイラスト)が1枚隠されており、それ+同じ絵柄2枚でも上記賞品が獲得できた。
- また正解者は他の回答者の賞金・賞品を横取りすることもできた。
- 不正解(「×」マークが付く)は3問で失格。その問題に関しては次の回答者に回答権利が移った。
[編集] 後期
- ルールが変更され賞品パネルがアトランダムではなく5000円=フラダンスのイラスト、1万円=星条旗、3万円=お金持ちの絵と固定されるようになり、また不正解の場合は「×」マークが1つでもあれば賞金・賞品を獲得できないが、次の問題に正解すればそれを返上できる(賞金・賞品獲得権利復活)となった。
- 不正解3問の失格と正解時の自動的な賞金・賞品横取りのシステムはなくなったが、その代わり「クイズジャック」宣言をして正解すれば賞金・賞品獲得。不正解の場合は即失格となった。
- しかし一発失格が続出し、3組全て失格となって終了というケースが度々見られたため、「クイズジャック」宣言には制限が設けられた。
フジテレビ系 月曜~金曜 19:30~19:45 | ||
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クイズ漫才グランプリ | 月曜-意地悪ばあさん(19:30~20:00) 火曜-火曜ワイドスペシャル(19:30~20:54)(枠繰り上げ) |