遠州大念仏
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遠州大念仏(えんしゅうだいねんぶつ)は、静岡県の無形文化財である。主に浜松市や近隣の市町で行われている念仏踊りである。毎年7月のお盆の夜に初盆の家を回って太鼓や鐘などを鳴らす。代表的なイベントととして、同市内鹿谷町の犀ヶ崖公園(旧アソカ布橋幼稚園)で、毎年7月半ばに大念仏が開催されている。この大念仏は、三方ヶ原の戦い及び犀ヶ崖の戦いで、犠牲となった人を弔うために始まった。※犀ヶ崖の戦いとは、逃げる徳川家康の居城迄追ってきた武田勢を迎撃する為、犀ヶ崖に布の橋を架けて攻撃を食い止めたと言われる。この武田勢兵士の鎮魂の為、迎え入られた宗円僧侶の下、行われる行事になった。
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